国内では、変異種の確認も相次いで報告されています。
2日にブラジルから羽田空港に到着し、検疫で陽性となった10代から40代までの男女4人からは、イギリスや南アフリカで流行しているものとは異なる、新たな変異種が確認されました。
4人のうち40代の男性は、到着の際には無症状でしたが、その後、呼吸状態が悪化し入院。2人には頭痛や発熱などの症状があるということです。
このように、水際での検査で分かった例がある一方で、検疫以外で変異種が確認された例もありました。
先月25日にイギリスから帰国した20代男性と、イギリス滞在歴のない20代の男女2人です。
イギリスから帰国した男性は、無症状でしたが自主的に検査を受けたことから、感染が判明。
一方のイギリスに滞在歴がない男女2人。感染には、先月22日にイギリスから入国した30代の男性との会食が関係しているとみられています。
イギリスなどから入国した人は、健康観察のため14日間、外出などを控える必要がありますが、30代の男性はこの期間中に会食を実施。男性が入国した際の検疫では陰性でしたが、その後発症し、感染が確認されていました。
国内での変異種への感染確認は合わせて34人となっています。
[テレ朝news]