(NiziUは韓国来るなニダ！)反日感情過熱で、韓国デビューが白紙に！せっかく日本でゴリ押ししたのに(アニメでわかる)
日韓合同オーディションで選ばれたNiziUという9人組ガールズグループを知っているかな？
NiziUは韓国のプロデューサーJ.Y.Park氏が手掛けたグループだが、日本では大ブレーク中である。
ところが、メンバーに1人も韓国人がいないことで、韓国デビューが遅れている。
反日感情のあおりを受けた格好だが、今回その辺の事情を報告しよう。
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動画概要
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まず、NiziUとはどんなグループなのかから解説しておこう。
NiziUは、日本のソニーミュージックと韓国のJYPエンターテインメントによる日韓合同オーディションプロジェクト「Nizi Project」により選ばれた9人組のガールズグループ。
NiziUのグループ名の由来であるが、虹を意味する「Nizi Project」の頭文字とメンバーやファンを意味する「U」の字を組み合わせたものだ。
また、「Need you」という意味もあるという。
プロデューサーのJ.Y.Park氏は、「人は1人では成功できない。メンバーにはお互いが必要で、ファンも必要」と語っている。
そのNiziUは日本で大ブレーク中だ。
縄跳びダンスが話題になったプレデビュー曲「Make You Happy」のミュージックビデオは1.8億回の再生回数を記録した。
メジャーデビューシングル「Step and a step」は初週31.2万枚売上、2020年12月14付のオリコンチャートでは1位を獲得している。
年末の紅白歌合戦への出場も果たした。
この好発進ぶりにSNSでは、「CDが売れない時代にすごい」という声がある一方で、「もっと行くかと思ってた」「話題になった割には大したことがない」「ジャーニーズやAKBに比べると全然」など、期待外れだとしている人もいる。
騒がれているのに思ったほど伸びていないと見る人も多いようだ。
それでも日本では一応の成功を見たと言えるであろう。
CD売り上げなどは期待外れでも、それなりに曲を聴いている人はいるので、メンバーも満足していることであろう。
ところが、J.Y.Park氏の母国である韓国ではメジャーデビューが白紙になり、決まっていない。
人気もいまひとつであるという。
その理由であるが、NiziUのメンバーに韓国人が一人もいず、すべて日本人であることが大きい。
プロデューサーのJ.Y.Park氏が韓国人であっても、メンバーが日本人では曲を聴く気がしないということであろうか？
オーディションが始まった時期も悪かった。
2019年の7月当時は、日本政府が対韓輸出管理の厳格化を発表した時期で、それに呼応するように韓国で日本製品不買運動が始まっている。
そのため、反日感情が高まり、メンバー全員が日本人であるNiziUはバッシングを受けた格好だ。
韓国の大手検索エンジン「Daum」で調べると、NiziUのファンコミュニティーには300人しか登録がないそうだ。
この点に関して、韓国エンタメ事情に詳しいノンフィクションライターの高月靖氏の意見があるので紹介しておこう。
「NiziUが韓国でデビューできないのは、反日感情というよりも知名度のなさが原因ではないかと思う。J.Y.Park氏がプロデュースしていることは少しは報じられているが、日本のようにその過程が動画配信されることもない」としている。
確かにNiziUに関する報道はほとんど韓国ではされていないようで、そもそも韓国人が知る機会がない。
ただ、多くの関係者の見方では、日韓関係の悪化によるバッシングが原因だと考えているようだ。
そのNiziUと似たようなガールズグループにTWICEや、IZ*ONEがある
TWICEは2015年に韓国で結成された9人組多国籍グループで、メンバーは韓国人5人、日本人3人、台湾人1人だ。
一方、IZ*ONEは韓国人9人と日本人3人で構成されるグループで、2018年10月29日から2021年4月まで限定活動することになっている。
いずれのグループを見ても分かるように、メンバーの中に韓国人の割合が多い。
そのため、韓国でも受け入れられ、一定の人気を得ているようである。
しかし、NiziUの場合は、メンバー全員が日本人なので厳しい目が注がれている。
ちなみに前述の「Daum」によると、IZ*ONEのファンコミュニティーには17万人が加入しているそうだ。
300人しか加入していないNiziUのファンコミュニティーとは対照的な結果になっている。
いくら何でも300人とは寂しすぎる。
もう少し増えてもよさそうだが、宣伝が行き届かないのと日本バッシングという状況では致し方ないのであろうか？
韓国在住の音楽ライターはこう語っている。
「世界で通用する実力とスター性があるだけに、本場でのデビューが決まらない状況はもどかしいですね。でもファンは1日でも早く韓国でデビューできることを願っているでしょう」。
もちろんメンバー自身も韓国デビューを心から望んでいるであろう。
なにしろ日韓合同オーディションプロジェクトで選ばれているのであり、プロデューサーも韓国人のJ.Y.Park氏だからだ。
このNiziUが韓国でデビューできないことに関して、韓国オンラインコミュニティーの反応があるので、見てみよう。
「NiziUって誰?」
「韓国人はNiziUという存在を知りません」
「韓国人気がないのに、何を勘違いしてんだ」
「ただ人気がないからデビューが白紙になったんでしょう」
「デビューしたいのなら勝手にできるんじゃないの？誰かが邪魔しているの？」
「世界で通用する実力？ 韓国では知らない人が多いけど」
「世界で通用する実力があるなら、とっととアメリカに行ったら？」
「韓国にはガールズグループが多い。NiziUに特別な魅力はなさそう」
「あの実力では。日本人にしてはうまい方だけれど、あれくらいの子は韓国にも多い」など、かなり冷たい見方が多い。
メンバーが全員日本人というだけで、ずいぶんひどい扱いである。
その韓国では日本語の歌詞を含む音楽は地上波で放送できない。
これは法律上のルールではなく、放送局が決めている自主規制だが、NiziUの歌は日本語で歌われているので、韓国の地上波を見ている人は触れる機会がない。
時代錯誤のようなルールだが、いまだにそういう状況なのだ。
それだけにNiziUが韓国で広まる可能性も狭められている。
もちろんNiziUが韓国でデビューする時は韓国語の歌詞で歌うかもしれないが、それまではあまり受け入れられないかもしれない。
その点、同じガールズグループのTWICEやIZ*ONEはメンバーに韓国人が多いというだけではなく、もともと曲の歌詞も韓国語だ。
したがって、韓国人はすんなり受け入れられるというわけだ。
しかし、NiziUが韓国語で歌っても、あまり評価は上がらないということも考えられる。
日本人だけのグループが韓国でデビューしたという前例はなく、前途は厳しそうだ。
逆のケースを見てみると、韓国のアイドルグループが日本でデビューするのに何の障害もない。
歌を歌う場合でも、韓国語であろうと日本語であろうとかまわない。
ま、韓国語でデビューしたのでは人気は出ないかもしれないが、それでも自由であることは確かだ。
実際に日本デビューした韓国アイドルグループは多い。
いくつか例を挙げると、OH MY GIRL、9人組ボーイズグループGreat Guys、6人組ガールズグループFAVORITEなどがある。
みなそれなりの評価を受けて、今後の活躍が期待されている。
日本では韓国人だから差別するという風潮はなく、韓国人グループであっても素直に受け入れる。
それに対して、韓国ではただ日本人だから、日本語で歌うからという理由だけで、バッシングを受けたり、嫌われたりするのである。
実に度量の狭い民族だ。
現状ではNiziUは韓国のテレビに出られなさそうだし、仮に出られたとしても日本における韓国アイドルグループのような扱いは受けられないかもしれない。
心無い言葉を浴びせてくる韓国人もいるかもしれない。
そんな韓国で無理にデビューしなくても良さそうな気もするが、どうであろうか？
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