アメリカでトランプ大統領の支持者らが連邦議会議事堂に乱入し5人が死亡した事件の後、初めて公の場に姿を見せたトランプ氏は自らの発言は「完全に適切だった」と述べ、自分に責任はないと強調しました。
「人々が私の演説や言葉、最後の段落、最後の一文を分析した。そして全ての人が、それは完全に適切だったと思った」(トランプ大統領)
トランプ大統領は12日、連邦議会議事堂への乱入事件についてこのように述べ、支持者らに議会に向かうよう繰り返し呼びかけた自らの発言に問題はなく、自分に責任はないと強調しました。また、これに先立ってホワイトハウスで発言したトランプ氏は、民主党が自身を弾劾訴追する決議案を下院に提出したことについて、「政治史上最大の魔女狩りが続いている。ばかげている」と批判しました。
民主党が多数を占める下院は、ペンス副大統領に憲法修正第25条に基づくトランプ氏の解任を求める決議案を12日の本会議で採決し可決する見通しで、24時間以内にペンス氏が応じなければ13日にも弾劾訴追の決議案の採決に踏み切る方針です。
(JNNニュース 1月13日放送)
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