新型コロナの感染拡大で医療のひっ迫が懸念されるとして、沖縄県は11日、本島と八重山圏域にコロナ感染拡大警報を出しました。
11日、沖縄県内では新たに943人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
新型コロナ専用の病床使用率は本島で61%、八重山で72.7%と入院調整に困難が生じるとされる60%を超えています。
またコロナ以外の病床使用率は県全体で95.8%と高止まりが続き、コロナに感染するなどして休職する医療従事者も500人に上っています。
県は救急医療体制が維持できなくなる恐れがあるとして本島と八重山圏域にコロナ感染拡大警報を出し感染対策を呼びかけています。