29日に中国・武漢市から政府のチャーター機で帰国して体調不良を訴えた5人について、ウイルス検査の結果、全員「陰性」だったことが分かりました。
厚生労働省によりますと、29日に帰国した206人のうち、5人は発熱やせきなどの症状があったため羽田空港から直接、東京都内の病院に運ばれました。そして、肺炎と診断された2人を含め5人全員についてウイルス検査をしましたが、いずれも陰性で、新型コロナウイルスへの感染は確認されなかったということです。また、チャーター機に検疫官として同乗した医師1人と看護師2人が記者会見をしました。機内では体温測定などを行いましたが、「乗客に疲れは見えたが、取り乱すことのないような対応だった」などと振り返りました。
[テレ朝news]