かき氷に朝採れ野菜の配達、コロナ禍で「安心」をキーワードにどんどん進化をしています。

 台風が去って全国的に厳しい残暑が戻ってきました。暑い日に食べたくなるかき氷のお店。ドアには予約で満席の文字が・・・。予約しないと入れません。スタッフと客との接触を極力、排除することにこだわっています。その一つが完全キャッシュレス決済。クレジットカード、電子マネー、QRコードなどを扱い、現金の受け渡しは行われていません。
 ナナシノ氷菓店店主・藤田かほりさん:「お客さんからも事前予約制という安心感ですとかキャッシュレス決済という触れないという安心感はすごくいいと、ご好評を頂いて来店してもらっている。最大50人くらい(席は)取れるが、今は35人くらいに減らしている形」
 ですが、かき氷は一つひとつ手作り。スタッフは常時マスクを着用して定期的な手洗いや消毒を徹底しているという事です。
 一方、物流でも「非接触」サービスが広がってきました。採れたての新鮮野菜が集まる直売所や集荷場から配達され、客が指定する駅やドラッグストアなどに届くという形態が今年になって5倍も利用者を増やしているそうです。キーワードは「置き配」です。配達員との対面を避けて受け取れるほか、食材を取り出すだけなのでレジ待ちもありません。
 「マートステーション」と名付けられた生鮮宅配ボックスは現在、東京や神奈川の約160カ所に設置され、野菜や鮮魚など数千種類の食材が当日中に送料無料で届けられます。
[テレ朝news]