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DVD 揺れる金価格 本当に2000ドルを超えるのか



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講師:豊島逸夫, 池水雄一

世界通貨としての金の背景を読み解く

目が離せない金市場。金市場の歴史的な金価格の上昇の背景として、日米欧の財政不安、ドル、ユーロ、円といった主要通貨の不信感、デフレ懸念とインフレ懸念の共存、中国やインドなどの新興国の経済の成長、年金基金や富裕層の金ETF市場の参入、金の生産量の伸び悩み、といったことがその理由として取り上げられている。

先日のジム・ロジャーズが講演でも語ったとおり、中長期的にはゴールドは再び上昇するという見方がやはり強い。大手証券会社もゴールド価格目標見通しを2000ドルのまま変えてはいない。

資産のヘッジ(リスク回避)として金の購入を考える人が増えているが、一方では、既に金は過去の高値圏であり、実需を伴わない金融主導の上昇相場であるともいわれ不安と警戒感が高まっている。

実際に、1オンス4000ドルと予測したヘッジファンドの帝王、ジョン・ポールソン氏や、あのジョージ・ソロスなども金のポジションを減らし始めている。

金は通貨(カレンシー)でもあり、商品(コモディティ)でもある。
通貨系と商品系の異なる人種が共存しているのが金の世界である。ドルやユーロなど主要通貨や金融システム全体への市場の不安が強ければ、金は買われる傾向にあり、米国が利上げに動けば金利の付かない通貨として売られやすい。一方、コモディティとしては需要拡大が見込まれ原油と同じ動きをすることもあれば、原油とまったく逆の値動きをすることもある。

本DVDでは、客観的な立場に立ちながら冷静に金価格の要因を確認し、金を理解した上で、自らの投資のスタイルを確立させる。