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町山智浩、韓国映画『パラサイト 半地下の家族』を語る

町山智浩『パラサイト 半地下の家族』を語る 1/10公開

韓国映画「パラサイト 半地下の家族」は2020年アカデミー賞で、作品賞、監督賞、国際映画賞、脚本賞、編集賞、美術賞の6部門にノミネートされています。

全員失業中で、その日暮らしの生活を送る貧しいキム一家。長男ギウは、ひょんなことからIT企業のCEOである超裕福なパク氏の家へ、家庭教師の面接を受けに行くことになる。そして、兄に続き、妹のギジョンも豪邸に足を踏み入れ、貧しい暮らしから抜け出すために、更なる計画を実行する。町山さんが韓国社会の背景も含めて解説。

解説の中で『韓国では若者たちが「三放世代」って言われているんですよ。まず、恋愛と結婚と出産を諦めたという。で、そこからさらに進行して、さらに正規雇用と家を持つことを諦めた。』と言われています。日本も非正規雇用が増え、貧困率は韓国が17.6%、日本は15.7%。社会的格差は日本にも忍び寄っています。この映画は近い将来の日本の姿だと思います。

【公式サイト】

【予告編】

■町山智浩 アメリカ流れ者
毎週火曜日 15:00~15:30