『カールじいさんの空飛ぶ家』(09)、『トイ・ストーリー3』(10)などのピクサーが、スコットランドを舞台に王女メリダの冒険を描いた『メリダとおそろしの森』(7月21日公開)。本作で主人公メリダの日本語吹替版声優を務める大島優子が出演するCMが完成し、コメント映像が公開された。
本作は、王女としての責任から解放され自由に生きることを求めるメリダが、ある日禁じられていた森の魔法を使ったことから、王国は呪いをかけられ存続の危機に直面することになってしまうというところからストーリーは始まる。勇気を持って森と立ち向かい、王女しての自覚に目覚め成長するメリダの姿にピッタリという理由から、日本語吹替の声優に起用された大島。CM撮影に、メリダを思わせる淡いブルーの衣装に身を包み登場した大島は「じゃじゃ馬でお転婆なんだけど、たくましさと勇気を持っている女の子。お転婆なところが私に似ている。気持ちはすっかりメリダです」と、メリダになりきった表情でカメラの前に立った。
CMは、メリダの心の声を語りかけるような内容で、物語の重要な存在である森の雰囲気を再現するため、スタジオには”森の木洩れ日”風の光を作る大がかりな照明セットが組まれた。森の光の中でたたずんでいるかのような大島は、眼差しと言葉の一つ一つに感情を込めて表現。撮影が進むにつれ、メリダに対する気持ちがさらに高まったようで、「だんだんメリダを演じるという実感が湧いてきました」と語り、これから挑むアフレコ収録について、「ちゃんとメリダを演じなければという責任を感じ緊張していますが、楽しみながら頑張ります」と意気込みを語った。