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女優・池田エライザが9日、都内で「リング」シリーズの最新作『貞子』(24日公開)の完成披露試写イベントに参加。貞子が突然、登場するサプライズを行ったが、あえなく大失敗。貞子を見た観客からは「かわいい~」と黄色い声援まで飛んでいた。
池田は幼少期に『リング』の洗礼を受けた結果、ホラーが苦手と明かし、地方の宿泊施設のテレビには布をかけるほどの“ブラウン管アレルギー”という。同作へのオファーも即答できなかったが「ただ怖い映画ではなく、今までとは一味違う“幽霊模様”が描かれている」と勇気を出して受諾したことを振り返っていた。
そんな過去もあったが、撮影を通じて“トラウマ”を克服した模様。この日は足元にあった看板の下から貞子が登場するというサプライズが行われたが、池田は怖がる様子はなし。今にも貞子にキスしそうな距離まで近づいたり、並んでピースサインをしたり、真横で同じポーズをするなど笑顔で“再会”を楽しんだ。そんな池田の様子を見ていたからか、観客にも耐性ができたよう。キャスト陣が退場後にエンディングで再び貞子のサプライズが行われたが観客からは「かわいい~」と怨霊に向けたとは思えない声援が飛んでいた。
また、中田秀夫監督は池田の“裏の顔”を暴露した。中田監督は「リハーサルのときに『監督、こんなに回数をやったら飽きちゃわない』とリハーサル初日から、ほぼタメ口」とぶっちゃけ。池田は「語弊がある」と苦笑いしつつも「なるべく監督に演出されないように頑張ってました。来ると10分ぐらい演出が来ちゃうから」と大筋で認めた。
それでも中田監督は「僕はリハーサルで吹き込むスタイルなので、これは大変だと思った。でも、現場に出ると、このルックス、フォトジェニックさ、ホラー映画に必要なキリッとした感じがピッタリだった。ここまで来てほしいというところにバシッと来てくれた」と池田の天性の才能を認めていた。そんなトークを終えると池田は「怖いな、この話」と貞子よりも中田監督に恐怖を感じていたようだ。
池田が演じるのは、病院で心理カウンセラーとして働く秋川茉優。警察によって保護された少女を担当するようになると、彼女の周りで奇妙な出来事が起こり始める。さらにWEBマーケティング会社で働く祐介(塚本高史)のすすめでYouTuberになった茉優の弟・和真(清水尋也)は、再生回数の獲得に焦るあまり、心霊動画を撮ろうと、死者5人を出したある団地の火事跡に忍び込む。
舞台あいさつには塚本、清水、姫嶋ひめか、佐藤仁美も参加した。
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#貞子 #池田エライザ