ロシアへの経済制裁が続く中、北海道の7月のロシアへの輸出額が2021年の同じ月と比べ、約3倍に増えていることがわかりました。

 函館税関によりますと、ウクライナ侵攻を受けたロシアへの経済制裁の影響で全国的にはロシアへの輸出額は減少傾向にあります。

 一方で北海道の7月の輸出額は19億4900万円と、2021年の同じ月と比べ約3倍に増えていることがわかりました。

 輸出の8割以上が自動車だということです。

 野菜など多くの品目が輸出規制となる中、自動車は1台600万円を超えなければ輸出が可能で、さらに円安の影響で自動車の輸出が伸び、全体の額を押し上げているとみられています。