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療養期間・買い出し《新型コロナ対策の見直し・変更点まとめ》短縮しても感染リスクあり慎重な行動を (22/09/08 18:55)



<新型コロナウイルス・療養期間はどう変わる?>
見直された療養期間は、9月7日からすでに適用されている。
◆「症状がある場合」・・・これまでの10日間から【7日間】に短縮。8日目に解除と変わった。ただ、入院者はこれまで通り10日間の療養。
◇「無症状の場合」・・・これまでの7日間から【5日間】に短縮。6日目に解除となった。ただし、こちらは5日目の検査で陰性だった場合に適用。

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<食料品を購入する時などの“外出”も認められるように>
◆「症状がある人」は症状が改善してから24時間以上経過していること。
・移動時に公共交通機関を使わない。
・マスク着用
などを条件に外出が認められる。

《この新たな方針について街の声は…》
●「私はちょっと短いんじゃないかと思います。ただ、こんな情勢ですので、仕方ないのかなと思います」
●「外出はちょっと厳しいと思うけどね。難しいよね、周りに迷惑かけちゃう部分もあるから」
●「自分がいないと、職場が回んないときもありますし、何より(長く休んで)職場に迷惑かけたくないなって気持ちが一番ですね」

また、感染の経験ある人からは「気を付けて買い物とか行ったりするのは、いいのかなって思う。サポートがないと大変だと思うので」と話す一方で、療養期間の短縮には「無症状でも多分潜伏期間とかあると思うので、5日だとちょっと短い」との不安も口にした。

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<短縮された療養期間の中で、ウイルスはいなくなるのか?>
オミクロン株の患者が出すウイルスの量について、「症状のある人」で7日目以降に発症直後と比べて6分の1まで減少したという報告がある。
「無症状の人」は、5日目まではウイルスが検出される割合が約80%だったが6~7日後には約12・5%に低下していることが分かっている。

ウイルスが完全になくなるわけではなく感染リスクが残ることから、療養期間は短縮されるが、『症状のある人は10日間』『症状のない人は7日間』は高齢者など重症化リスクのある人との接触を避けることや、感染リスクの高い場所の利用や会食を避けることなどを求めている。