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地震情報の早さ実験



左が現在のバージョン、右が次のバージョン(にしたいもの)です
地震情報の送信(?)方法を緊急地震速報と同じように変えたので早くなってます。

~~裏話~~
地震情報はリアルタイム震度と同じようにクラウド変数で送っています↓

現在の割り当て:
クラウド変数 1 緊急地震速報(50文字) &+αの情報(206文字まで)
クラウド変数 2~9 リアルタイム震度(2016文字)
クラウド変数 10 同時接続数

地震情報は+α部分に乗せていたのですが、これだと188ある細分区域の震度を乗せるだけで埋まるので、情報を2回に分けて送っていました。しかし、Scratchはクラウド変数を10個使っても1秒あたり2560文字の数字しか送れないので、2回に分けると最低1秒、毎秒更新なのでタイミングによっては2秒遅れて表示されていました。

ところが新たな事実として、毎秒更新以外に緊急地震速報の更新時にもクラウド変数を送るようにしても普通に動きました。Scratchで10個同時に更新しようとすると1つしか更新されないため、これはScratch内部でクラウド変数を送るときの制限だったみたいです(ただし0.1秒の受信制限は変わらず)。

そんな良い話を聞いたので割り当てをこうします↓

新しい割り当て:
クラウド変数 1 緊急地震速報(50文字) & 地震情報リスト(199文字)
クラウド変数 2~9 +αの情報(2040文字まで)
クラウド変数 10 同時接続数

リアルタイム震度専用をやめてすべて+αの情報として扱うことにしたので、1度に送れる文字数が約10倍になりました(神)。
地震情報(228文字)も1度で送れるようになったので、待つ時間がなくなり爆速になりました。

※もし次のバージョンでクラウド変数をこの割り当てに変えるなら、前のバージョンは緊急地震速報とリアルタイム震度しか受信しなくなると思うので注意