新型コロナとインフルエンザの同時流行に備えて、大阪府は自宅療養者のための新たな対策を発表しました。
大阪府は10月31日から、自宅療養者が24時間利用できる「大阪コロナオンライン診療・往診センター」の運用を開始します。
患者がウェブサイトなどから申し込むと医師や看護師が配置された「コーディネート事務局」が患者の症状に合わせて医療機関とマッチングさせ、オンライン診療や往診が受けられる仕組みです。また、医師が処方した薬の配送を受けることもできます。
【大阪府 吉村洋文知事】
「1つ2つ病院に(電話を)かけても、いっぱいでできませんと言われて諦めてしまうという事例もある。ここに行けば必ずコーディネート事務局がマッチングする。先生のオンライン診療を受けられるようにする」
センターは1日あたり最大3250人に対応でき、大阪府は、感染拡大に備えて、最大およそ4420人に対応する体制を整える方針です。