女優の安達祐実(32)が『家なき子』以来、20年ぶりに映画主演を果たす『花宵道中』の予告編が公開され、オールヌードもいとわず花魁(おいらん)役に挑んだ安達の体当たりの演技が一部、明らかになった。

 本作は、第5回「女による女のためのR-18文学賞」で大賞と読者賞をW受賞した宮木あや子の同名小説を基に、遊女たちの美しくも悲しく切ない生きざまを描いた作品。 
 今回公開された予告編では、艶やかな着物がはだけ、肌があらわになるシーンや、相手役を務める淵上泰史との大胆な濡れ場などが映し出され、新境地に挑む安達の女優としての覚悟がうかがい知れる。

 いつか花魁(おいらん)を演じてみたかったという安達は、「朝霧という女性を通じて、恋をすることの素晴らしさややるせなさ、運命の力強さや無常さを感じていただけるとうれしいです」とコメントを寄せ、「見たことのない安達祐実をご覧いただけると思います」と自信を見せた。
映画『花宵道中』は11月8日よりテアトル新宿ほか全国公開

公式サイト:http://hanayoidouchu.com/
配給:東京テアトル