新型コロナウイルスの感染状況について、県は病床使用率などが50%を超えた場合県民に外出を控えることなどを求める新たな対処方針を決定しました。

新たな対処方針では病床使用率と重症者用の病床使用率を判断の指標とし、いずれかが50%を超えた場合、発熱外来や救急外来のひっ迫状況などを鑑み「医療非常事態宣言」を発出することにしています。

医療非常事態宣言では県民や事業所に外出を控えることなどを要請しますが、「緊急事態宣言」や「まん延防止等重点措置」の適用は想定していません。

▽玉城知事
「今年の冬はインフルエンザと(新型コロナ)の同時流行も予想されることから最大限の警戒が必要です。是非年末年始に向けて感染対策を万全にしていただきたいと思います」

県内では30日、前週同曜日を101人上回る659人の新型コロナウイルスへの感染が確認され、病床使用率は25.6%となっています。