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【監督が語る】四万十川のほとりに暮らす親子三代の物語・映画『はだかのゆめ』甫木元空監督が語る!!青山真治監督に見出された才能が魅せる最新作 活弁シネマ倶楽部#255



☆ テーマ
イントロダクション
前作『はるねこ』との比較
シナリオからの変化
冒頭シーン
編集のリズム
『その次の季節』からの軌跡
“被害者として”だけではない生活描写
高知県に移住して気付いたこと
キャスティング・唯野未歩子
キャスティング・前野健太
エンディング

☆ 作品紹介
『はだかのゆめ』
https://hadakanoyume.com/

☆ イントロダクション
四国山脈に囲まれた高知県、四万十川のほとりに暮らす一家の人々。祖父の住む家で余命を送る決意をした母、それに寄り添う息子ノロ。嘘が真で闊歩する現世を憂うノロマなノロは、近づく母の死を受け入れられず徘徊している――。土地に刻まれた時間の痕跡と、幽かな生と確かな死。これは若くして両親を亡くし、高知県で祖父と暮らす監督自身の現在を半ば投影した、親子3代にわたる時間と、その時間の境界線を飛び越えた触れ合いの、そしてそれでも触れることのできない残酷な距離の物語である。

監督は、『EUREKA ユリイカ』のプロデューサー・仙頭武則と監督・青山真治によってプロデュースされた『はるねこ』(16)で長編映画デビューした甫木元空。甫木元は『はるねこ』の生演奏上映をきっかけに結成したバンド「ビアリストックス」としても活動しており、本作の音楽も手がけている。主演に昨年公開の映画『うみべの女の子』やNHKドラマ『きれいのくに』、NHK朝ドラ『カムカムエヴリバディ』など話題作への出演が相次ぐ青木柚。さらに、俳優のみならず監督、小説家でもある唯野未歩子、シンガーソングライターで俳優としても活躍している前野健太が出演。前作に続き、仙頭がプロデュースし、これからの日本映画を背負う若きスタッフたちに混じって、青山組の音響担当として『EUREKA ユリイカ』以降のほぼすべての作品を手がけてきた菊池信之が参加。死者と生者が同居する世界の音をわれわれの世界に届けてくれる。

☆ スタッフ
監督:甫木元空
出演:青木柚、唯野未歩子、前野健太、甫木元尊英
☆ 監督紹介

1992年、埼玉県生まれ。多摩美術大学映像演劇学科卒業。2016年青山真治・仙頭武則共同プロデュース、監督・脚本・音楽を務めた『はるねこ』で長編映画デビュー。第46回ロッテルダム国際映画祭コンペティション部門出品、ほかイタリア、ニューヨークなどの複数の映画祭に招待された。2019年にはバンド「Bialystocks」を結成。映画による表現をベースに、音楽制作などジャンルにとらわれない横断的な活動を続ける。現在、高知県四万十町在住。

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