自民党の白須賀貴樹衆議院議員が緊急事態宣言中の夜に東京都内の高級ラウンジに滞在していたなどと一部週刊誌で報じられたことをめぐり、離党届を提出、受理されました。夜の飲食での離党は4人目となります。

「コロナで自粛されている皆さま方、その気持ちを踏みにじる形で、私が夜、飲食を伴うお店に出入りをしたことに対して、まず心からおわび申し上げます。本当にすみませんでした」(自民党 白須賀貴樹衆院議員)

17日、自民党に離党届を提出し、受理された白須賀貴樹衆院議員。文春オンラインによりますと、白須賀氏は緊急事態宣言中の今月10日、東京・港区の高級ラウンジをこの店に勤める女性と一緒に訪問し、午後10時まで滞在していたということです。

今月1日には、松本純元国家公安委員長ら3人の議員も宣言下の夜の飲食を理由に離党していて、白須賀氏で4人目の離党者となります。松本氏らの問題があった直後にもかかわらず、なぜ、このような行動を取ったのでしょうか。

「お店の店長さんが、私の学校の卒業生でございまして、その方から『大変お店が厳しい』と『潰れてしまう』『やっていけない』という話を聞きまして、少しでも売り上げの足しになればと思ってしまった」(自民党 白須賀貴樹衆院議員)

白須賀氏の行動には、与党内からも批判の声が上がっています。

「もう、いいかげんにしてもらいたい。これだけ世間の皆さんからも厳しいご指摘・ご指導を頂いている中で、またもやこういうことを起こすという、その感覚が私は信じられない」(公明党 竹内譲政調会長)

白須賀氏は議員辞職については否定したうえで、次期衆院選には出馬しない考えを明らかにしています。

(Nスタ 2月17日放送)

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