吉川英治「新・平家物語」全文を壤晴彦が朗読します。
講談社・吉川英治歴史時代文庫6巻【御産の巻】
第245回『燈籠大臣』(とうろうのおとど)
【壤晴彦「新・平家物語」再生リスト】
*1話ずつ(毎・月~金 6:00公開)
*総集編(40話ずつ)
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[脚注]
・しきじつ[式日]宮中で儀式をおこなう日。祝日、祭日。特定の行事や職務にあてられた定日。「しきにち」とも。
・ししゅ[賜酒]酒をたまわる。
・しょこん[初献]酒宴でする最初の献杯。
・へいじ[瓶子]酒をいれて、つぐのに用いる器。形は細長く、胴が張って口が小さい。銅・錫 (すず) ・陶磁器などで作る。徳利 (とくり) 。
・さいばら[催馬楽]古代歌謡の一種で、神楽歌の類。奈良時代、馬を引くとき歌ったものを、平安時代に雅楽の中に取りいれたもの。
・しょう[笙]雅楽などで使う管楽器の1つ。
・ちゃくなん[嫡男]嫡出の長男。あととり。嫡子。
・ぎっしゃ[牛車]牛に引かせた二輪車。
・かいし[懐紙]懐に入れて携帯するための小ぶりで二つ折りの和紙のこと。
・おうが[横臥]横になって寝ること。からだを横たえること。
・きょうじゅん[恭順]命令につつしんで従う態度をとること。
・しょうこう[小康]悪化の方向にあった病状が治まって、安定した状態になること。
・ちょうきょ[聴許]訴えや願いをききいれて許すこと。
・かいこ[回顧]過ぎ去ったことを思い起こすこと。
・たんそく[嘆息]悲しんだりがっかりしたりして、ため息をつくこと。また、そのため息。
・くんせん[薫染]よい感化をうけること、与えること。
・ていかん[諦観]あきらめ、悟って超然とすること。
・えんせい[厭世]世の中をいやなもの、人生を価値のないものと思うこと。
・ゆうすい[幽邃]景色などが奥深く静かなこと。また、そのさま。
・おとど[大臣]
・ゆてき[油滴]油のしずく。
・しょうみょう[称名]仏の名をとなえること。唱名。称号は、名号をとなえること。
・らいさん[礼讃]すばらしいものとして、ほめたたえること。また、ありがたく思うこと。
・らんじゃ[蘭麝]蘭の花と麝香 (じゃこう) の香り。また、よい香り。
・しょうこ[鉦鼓]仏家で、勤行 (ごんぎょう) のときなどにたたく円形青銅製のかね。
・たんび[耽美]美を最高の価値として、ひたすらその世界に心を傾け陶酔すること。
・おんり[厭離]仏語。けがれた現世を嫌い離れること。
・ほういつ[放逸]勝手気ままに振る舞うこと。生活態度に節度がないこと。また、そのさま。
・せにゅう[施入]寺や神社に財物を献上すること。また、その物。
・ごだいざん[五台山]中国・華北地区北西部、山西省北東部の五台県にある霊山。五峰がそびえたち、頂上が平らで台状をしているのでこの名がある。「ございさん」とも。
・いくおうざん[育王山]中国・華東地区南部、浙江省寧波にある山。西晋武帝のとき、劉薩阿が古塔を発見して寺院を建て、武帝が寺号を与えた阿育王寺がある。阿育王山の略称。
・どうけい[憧憬]あこがれること。あこがれの気持ち。
・ひが[彼我]かれと、われ。相手と自分。あちらとこちら。
・ずいき[随喜]ありがたく思い、大いに喜ぶこと。
オープニングテーマ
作曲:木村俊介 https://insho.kmlw.net/
演奏/木村俊介(笛・能管)、稲葉美和(箏)、坂田美子(琵琶)
ディレクター:高橋正興・成瀬一興
制作著作:認定NPO法人 演劇倶楽部『座』http://za01.org
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認定NPO法人
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*声の図書館(短編)
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*下村湖人「次郎物語」朗読:久瀬秋一
*中勘助「鳥の物語」朗読:相澤まどか
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