1986

高層ビルの隙間 シルクの糸が踊る
都会の空の星を 落としたみたいに…
“もう僕達は 会わない方がいい”
ふいに 車のルーフ 開けた
雨のプラネタリウム 街が泣いてる
胸の悲しみを 映すように
雨のプラネタリウム 街が泣いてる
何も言えなくて 濡れたままの2人

高速道路走る ライトの帯は 銀河
私の頬の涙 流星みたいね

“ねえ Car-radio は このまま消さないで”
せめて 思い出の曲 聞くわ

長い接吻なんて 似合わないから
そっと腕の中 包むように
長い接吻なんて 似合わないから
瞳の向こうに 忘れないで愛を…

やさしくするのは やめて もう これ以上
今の一言は 光るナイフ
雨のプラネタリウム 街が泣いてる
愛の悲しみが 夜の空に落ちる