現在、公開中の映画『ソン・ランの響き』。1980年代のサイゴン(現ホーチミン市)を舞台に、孤独な2人の男がひかれあう3日間の刹那的な物語を、ベトナムの民族楽器ソン・ランの音色にのせて描いたドラマ。冷酷で暴力的な外面とは裏腹な複雑な内面を隠し持つ男ユンを演じるのは、リエン・ビン・ファット。2018年開催の第31回東京国際映画祭で特筆すべき若手俳優に与えられるジェムストーン賞を見事獲得。
そこで今回はマガジンサミット編集部の儀保が、リエン・ビン・ファットへ独占インタビューを敢行!! オファーを受けたときの裏話や撮影時のエピソードについて聞いて来ました!!
映画『ソン・ランの響き』は、新宿K’s cinema他にて絶賛公開中です。
映画『ソン・ランの響き』
ストーリー:80年代のサイゴン。借金の取り立て屋ユンは、ベトナムの伝統歌舞劇「カイルオン」の花形役者リン・フンと運命的な出会いを果たす。はじめは反発し合っていた2人だったが、リン・フンがユンの家に泊まることになり、そこで心を通わせていく。実はユンは、カイルオンに欠かせない民族楽器ソン・ランの奏者を志していたことがあり、今でもソン・ランを大事に持っていた。対照的だがそれぞれに悲しい過去を持つ2人は孤独を埋めるように結ばれ、再会を約束して別れるが……。2018年・第31回東京国際映画祭「アジアの未来」部門出品作品。
監督:レオン・レ 脚本:レオン・レ ミン・ゴック・グエン 撮影:ボブ・グエン
プロデューサー:ゴ・タイン・バン 製作:STUDIO68
出演:リアン・ビン・ファット アイザック スアン・ヒエップ
提供:パンドラ 配給協力:ミカタ・エンタテインメント
配給宣伝:ムービー・アクト・プロジェクト
【2018年/102分/ベトナム】
原題:Song Lang
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