12日、気象庁から今年の夏までにエルニーニョ現象が発生する可能性が高いと発表がありました。エルニーニョ現象は南米付近の赤道の海面水温が高くなることで世界各地で異常な高温や低温、大雨、干ばつが発生しやすくなります。

 日本への影響について、エルニーニョ現象の時は夏の晴天をもたらす太平洋高気圧が強まらない傾向があります。高気圧のふちを回る湿った空気が流れ、込み大雨になりやすくなります。これからのシーズン注意が必要になってきます。

 実はこの週末の雨も高気圧のふちを回る湿った空気が原因です。13日午後7時からの予想を見ていきます。夜遅くにかけていったん雨がやんだり弱まったりしそうです。ただ、14日朝になると箱根や秩父といった西側の地域で雨が強まります。

 昼すぎからは関東南部でも激しく降る恐れがあり、南風も強く吹きそうです。14日夜にかけて、あちらこちらで雨が強まりそうです。雨が降りやすい状況は15日にかけて続きます。

 週間予報です。15日にかけて気温は平年より低めですが、湿度が高く、ムシっと感じられそうです。16日以降は日差しの復活とともに暑さも戻ってきます。東京28℃は7月並みで熊谷、前橋、宇都宮は30度以上の真夏日となりそうです。
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