『花嫁のれん』(はなよめのれん)は、東海テレビ放送の制作により、フジテレビ系列で2010年から断続的に放送されていた昼ドラ。
*第1シリーズは2010年11月1日 – 12月29日
*第2シリーズは2011年10月31日 – 12月29日
*第3シリーズは2014年1月6日 – 3月28日
*第4シリーズは2015年1月5日 – 3月27日。
フジテレビ系列で1971年4月1日から同年9月30日まで放送された木曜21時枠の同名ドラマとは直接の関連はない。
概要
石川県金沢市の老舗旅館を舞台に、元キャリアウーマンの嫁と伝統文化を重んじる姑の壮絶な嫁姑バトルを描く。旅館を舞台にした作品は、2002年の『はるちゃん6』以来8年ぶりとなる。ちなみに『はるちゃん3』までは、今作と場所は違うが、同じ石川県の加賀・山中温泉が舞台であった。タイトルは能登地方の婚礼儀式「花嫁のれん」に由来する[1]。
主演は羽田美智子・野際陽子で[2]、羽田は本作が昼ドラ初出演・初主演となる。また、野際の第1シリーズ当時74歳、第2シリーズ当時75歳、第3シリーズ当時77歳での主演は、東海テレビの昼ドラでは1977年放送の『つくしんぼ』に当時60歳で主演した山田五十鈴を上回り、過去最年長となった。
第2シリーズでは台湾観光局のタイアップにより、第2週の5話分、台湾ロケが行われた[3]。
2015年1月5日から放送された第4シリーズでは、矢田亜希子が女将見習いの「片瀬真知子」役で羽田・野際とともに主演、矢田は昼ドラマは本シリーズが初出演となったが、2016年で「昼ドラ」が廃枠となり2017年に野際が死去したため、2015年放送の第4シリーズで事実上完結となった。
平均視聴率は第1シリーズが6.5%、第2シリーズが5.6%[要出典]、第3シリーズが4.6%[4](視聴率は関東地区、ビデオリサーチ社調べ)。
なお、羽田は『花嫁のれん』で原作・脚本を手掛け同じく小松江里子による脚本で、2020年に放送されたオトナの土ドラ『隕石家族』で『花嫁のれん』以来5年ぶりにドラマ主演を果たしている[2]。