柴咲コウの会社が倒産寸前? 「累積赤字1億円超で経営危機」「実質的な倒産状態の可能性も」

とかく「イメージ商売」と呼ばれる女優業が難しいのは、型破りの仕事を受けてしまうと世間に“あらぬ臆測”を呼ぶからだろう。事実、大河をはじめ数々のドラマや映画で主演を張った彼女の新CMは、見る者に妙な印象を与えて……。
パチンコ玉を模した銀色のバルーンに乗って、街中に笑顔を振りまく柴咲コウ(42)の新CMが、今月5日からオンエアされている。

 柴咲をイメージキャラクターに起用したのは、全国のパチンコメーカー37社で構成された「日本遊技機工業組合」。実は今年4月から、彼女はパチンコやスロットの普及を目指すべく同組合が立ち上げた「KIBUN PACHI-PACHI委員会」のメッセンジャーを務めており、新CMは春に放送された物の続編にあたるという。

 芸能デスクによれば、

「大河ドラマ『おんな城主 直虎』で主演まで務めた女優が、高級ブランドや化粧品などではなく、大衆娯楽関連の“らしからぬ仕事”を請けたのには驚きました。意外性という意味ではスポンサーの狙い通りですが、これまでのキャリアを考えれば、どうしても違和感を覚えますね」

「経営危機の状態」
 今月5日に誕生日を迎えた柴咲は、ビルボードライブ東京でバースデーライブを行った。歌手活動20周年を締めくくる節目として新曲「TRUST」も披露。4年半ぶりとなる全国ツアーを年末から始めると発表し、会場を大いに沸かせた。

 従来路線を踏襲しつつ意外なCMにも出演する。そんなアンビバレントな活動の謎を解くカギは、柴咲が持つ“もう一つの顔”にありそうだ。

 実は彼女、2016年にアパレルブランドやオーガニック製品の企画・販売などを手がける「レトロワグラース」という名の株式会社を設立、自ら代表となっていた。20年に大手芸能プロから独立した後、グラース社に所属する女優兼経営者となったが、業界内では同社の行く末を危ぶむ声が絶えないという。

「決算を拝見したところ、創業以来赤字が続いています。累積赤字は1億円を超えており、大株主である企業も派遣役員の数を減らし増資も引き受けていないことから、一般的には経営危機の状態にあるといえます」

 と解説するのは、企業コンサルティングも行う公認会計士の丸森一寛氏だ。踏襲しつつ意外なCMにも出演する。そんなアンビバレントな活動の謎を解くカギは、柴咲が持つ“もう一つの顔”にありそうだ。

 実は彼女、2016年にアパレルブランドやオーガニック製品の企画・販売などを手がける「レトロワグラース」という名の株式会社を設立、自ら代表となっていた。20年に大手芸能プロから独立した後、グラース社に所属する女優兼経営者となったが、業界内では同社の行く末を危ぶむ声が絶えないという。

「決算を拝見したところ、創業以来赤字が続いています。累積赤字は1億円を超えており、大株主である企業も派遣役員の数を減らし増資も引き受けていないことから、一般的には経営危機の状態にあるといえます」

 と解説するのは、企業コンサルティングも行う公認会計士の丸森一寛氏だ。
「確実に資金がショートする」
「最も気になるのは、柴咲さんの会社が直近の第7期(22年12月期)の決算を発表していないことです。今まで決算公告を毎期出していたにもかかわらず、今回だけ出さないのはおかしい。第6期(21年12月期)の決算を見ても、流動資産が約4400万円と大幅に減って約1億6千万円の赤字が出ています。仮に第7期も赤字が出ていたら、金融機関から借り入れをしないと確実に資金がショートします。実質的な倒産状態になっている可能性もありますが、ここに至って自力で立て直すのは相当困難ですから、柴咲さん自身に価値を見出してくれる新たなスポンサーが必要だと思います」

 改めて柴咲の会社に問うと、彼女のマネージャー氏が代わりにこう話す。

「経営のことは何もお話しできませんが、芸能部門は順調ですよ。全く問題ないです。社員も変わらず働いていると思います」
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