華城連続殺人事件の被疑者、8番目の真犯人と「仮結論」=韓国警察
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韓国警察は、華城連続殺人事件の被疑者であるイ・チュンジェ(56)を8番目の事件の犯人として仮結論を出した。
これにより、8番目の事件の犯人として検挙され20年間収監されたユン某氏(52)は、冤罪だった可能性がより高くなった。ユン某氏は去る14日、水原地裁に再審請求をおこなった。
京畿南部警察庁のパン・ギス捜査本部長は15日午前、京畿南部庁でおこなった6次ブリーフィングで「この事件の被疑者(イ・チュンジェ)が当時、被害者パクさんを性暴行し殺害した後、パクさんのそばにあった『新しい下着をもう一度着せた』との陳述をした」と明かした。
警察は、イ・チュンジェが犯行後、パクさんの下着を前後逆に着せたという部分も事実関係を明白にしたと説明。
パク本部長は「『被疑者が、あえて逆に着せた』との陳述はしなかった」とし、「新しい下着を着せたと話し、当時パクさんが『もともと着用していた下着は破棄した』と陳述した」と明かした。
8番目の事件とは1988年9月16日、華城市で当時13歳だった女の子パクさんが自宅で性暴行を受けた後、首を絞められて殺害された事件だ。