20日午前中に、一時3万3853円の値をつけた日経平均株価。1990年以来、およそ33年ぶりの高値水準に達しました。

 野村総合研究所 エグゼクティブ・エコノミスト 木内登英氏:「先週の後半は、アメリカで長期の金利がかなり下がって、それを受けて(アメリカの)株価も非常に堅調だったので、その追い風によって日本株が上がった」

 しかし、その後は失速し、終値は先週末よりも197円安い3万3388円でした。

 今後の展望について、専門家は次のように話します。

 木内氏:「もしかしたら(日本株は)アメリカ株に“連れ高”という動きが、年明けぐらいまでは続く可能性はあると思います。アメリカの景気がもっと減速すると、今度はアメリカ株がマイナスに効いて、日本株も今度は“連れ安”みたいな形になってしまう。そのまま円高が進むと、3万1000円とか、場合によっては3万円割れという可能性も年内には出てくる」

(「グッド!モーニング」2023年11月21日放送分より)
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