自民党の派閥の政治資金パーティーをめぐる裏金疑惑で、東京地検特捜部は強制捜査に踏み切りました。
北海道出身の議員にも疑いが出る中で説明はなく、道民から不満の声が上がっています。
「特捜部が東京都内の安倍派の事務所に強制捜査に入ったことを受け、道内の安倍派の議員の事務所前も注目が高まっています」(関根弘貴記者)
札幌市中央区の橋本聖子 参議院議員の事務所前には、朝8時前から報道陣が詰めかけ、家宅捜索を警戒しました。
また登別市の堀井学衆議院議員の事務所前でも朝から報道陣が集まりましたが、これまでのところ動きはありません。
自民党の派閥の政治資金パーティーをめぐる裏金疑惑で、東京地検特捜部は12月19日午前、最大派閥・安倍派と二階派の事務所に家宅捜索に入りました。
安倍派と二階派では、販売ノルマを超えて集めた分のパーティー券の収入を議員にキックバックし、収支報告書に記載しなかった疑いが出ています。
一連の問題では橋本聖子議員が1000万円を超えるキックバックを受けた疑いがあるほか、堀井学議員と和田義明衆議院議員が先週、政府の役職を辞任していますが、道民への説明はありません。
「いろいろな会派があるが、国民目線じゃない。今のままじゃ日本沈没する」(北海道民)
「腹立たしい。正直に話してほしい」(北海道民)
「一般庶民と感覚が違うのかな」(北海道民)
安倍派ではキックバックの総額が5年間で約5億円にのぼるとみられ、特捜部は派閥が主導し「裏金」を作り出した疑いが強いとみて、派閥側の立件を視野に捜査を進めています。
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