小正月の1月15日、岩手県大船渡市三陸町では、奇妙な面をかぶった「スネカ」が家々を回る伝統行事「吉浜のスネカ」が行われました。
スネカ
「泣くわらしはいねぇが~」
泣く子や怠け者を戒める「スネカ」は、大船渡市三陸町の吉浜地区に江戸時代から伝わる小正月の行事です。
2023年は新型コロナウイルスの影響で、スネカは家に上がらない形で行われましたが、2024年は従来通り大声を上げながら部屋に入り、子どもたちと約束を交わしました。
6歳の児童
「怖かった。言うこと聞くって約束しました」
スネカは15日、350軒ほどの家を回りました。
地区の人たちはみんなで子どもの健やかな成長を願っていました。