16日(火)18時42分頃、石川県能登地方を震源とするマグニチュード4.8、深さ3kmと推定される地震が発生しました。この地震で石川県志賀町で最大震度5弱、輪島市で震度4、七尾市や中能登町、穴水町、能登町、かほく市で震度3を観測しています。
地震の規模はこれまでの余震に比べて特に大きなものではなかったものの、深さが3kmと浅かったことや、震央が陸域だったことで、局地的に強い揺れとなりました。地震のメカニズムは西南西ー東北東方向に圧力軸を持つ逆断層型と解析されていて、1日の本震に比べると圧力軸の方向が若干、異なっています。
能登半島地震の余震活動はかなり低減はしたものの、まだ終息には至っていません。震度1以上を観測する有感地震が20回前後に達する日があり、16日(火)は前述の通り最大震度5弱。19日(木)は震度3と震度4の地震がそれぞれ2回ずつ発生しました。
浅い震源で発生した場合はマグニチュードが4クラスでも震度5弱程度の揺れを伴うことがあり、マグニチュード5クラスが起きた場合は震央付近で震度5強程度に達する可能性があります。まだしばらくの間は強い揺れへの備えが必要です。
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