仙北市は秋田県内で初めてオンラインで医師の診療を受けられる車両、いわば「移動する診療所」となる医療車両を導入しました。
仙北市が導入した「せんぼく医信電診丸(いしんでんしんまる)」です。国の補助金などを活用し、およそ2300万円で購入しました。臓器の状態を検査する超音波診断装置などの医療機器や、オンライン診療設備を備えています。診療所にいる医師とのやり取りは車に乗っている看護師が行い、リアルタイムで患者の情報を共有することができます。2日は出発式の後、車両が実際に患者の自宅を訪問し、初めてオンライン診療が行われました。本格的に診療が始まるのは今年の4月からです。当面は仙北市の西明寺診療所と連携して運用され、将来的には専門医の指示を仰げるよう総合病院と連携した運用を目指しています。