【感動する話】元天才ハッカーであることを隠して派遣社内SEの俺。ある日、好きになりかけていた美人上司に不正アクセスの疑いが!→俺が秒で真犯人を晒した結果wいい泣ける朗読

君これはさすがにやりすぎだな朝会免職も 検討しなくちゃいけません なにやけ顔で社長に返答を求める高鍋部長 わ私はこんなことできませ ん懸命に自分の無実を訴える上司の 河田沈黙を貫く沢 社長この話には不可な点が多くあることは 社長もいるようだっ た機械音痴の河田が会社のサーバーに不正 アクセスなんてできるわけない涙目になっ て座り込む河田の様子を見て僕は何もせず にはいられなかっ た社長僕が犯人を突き止め ます僕の名前は麻野成太僕は昔から正義の ヒーローが好きだった悪を成敗する ヒーローはどんな時でも諦めず自分の意志 を貫くかっこよさがあったからだだけど僕 は成長するに従って現実世界における ヒーローのような存在の少なさに驚いた 警察や自衛隊の人たちももちろん悪い奴を 捕まえたり民間人を助けてくれるヒーロー であることには変わりないだが僕が好きな のは普遍のヒーローだみんなを助けて己れ の信念を貫く意思の硬さがある存在10数 年生きているだけでもわかる 現実はそんなに甘い場所ではない警察の 不祥事や自衛隊内での嫌がらせなど所属 する全員が悪いというわけではないの だろうがそういった悲しいことがニュース で取り上げられるたびに僕はヒーローに 失望していったお食に癒着まるでドラマを 見ているような錯覚に襲われるそんな僕に 一筋の光が指したのは中学時代だった とある番組で取り上げられたあのママスが のを大きく変えることになった彼らは天才 ハッカー集団であり世の中の悪をたすため に作り上げられた存在だっった敵がどんな に強大であろうともすることなく不正を 絶対に許さないというポジションで行動 する彼らはインターネットの世界では多大 な影響力があり彼らの標的になった悪者は 全世界が見ても分かるような被害を しっかりと受けていた僕にとっては彼らは まさに理想のヒーロー像だった影のように ネットを行使して相手から情報を奪い格 するかと思えば大胆に公衆の面前にマスク 姿で現れ存在感をいかんなく発揮する僕が 目指すべき姿だっ たいつの日かあのママスに入りたい もしくは入れなくても彼らと同等の力を つけたいそう思いネットに関するありと あらゆる情報を入手しようとしたもちろん 学校の勉強も一生懸命にしたどんなが 役立つかわからない思いがけないことが 授業から手に入るかもしれない家では泣け なしのお小遣いで買ったネット用語の本 などで専門用語を1つでも多く覚えようと 勉強した本当はプログラミングなどの 難しいことを学びたかったのだが大事な ことはスモールステップ少しずつだが確実 に階段を登ることを優先した僕は少しずつ 成長して一歩ずつ夢に近づいてい た高校卒業して僕は当たり前のように大学 の情報工学部に進学した独学でもかなりの 知識を得ることはできたがそれでも大学の より専門的な勉強は僕の視野を広げるには 十分過ぎた高校卒業時には僕も自宅で プログラミングの勉強していたがそれと 並列して学校でもプログラミングを勉強 できることは僕にとっては私服の時間で あり学校生活をより充実したものに 作り上げていた 情報溢れるネット世界で行きたいと願った 僕だったが運のいいことに気の会う友人が できた金入金出彼は僕と同じ情報工学部に 所属する同級生だせいちゃん今日も熱心に 勉強してんね少しチラそうに見える金手だ がしっかりとテストの点も取る隠れ真面目 だだが本人は勉強してませんといった風で 学校を過ごしており彼のことをあまり知ら ない人からするとチャランポランの遊び人 だと思うことだろう僕も最初はそう思った だが彼は根は真面目で授業中も教科書や プリントを忘れた人に渡して自分が忘れた と装うのだ僕は一度興味本意でどうして そんなことをするのか聞いてみたすると彼 は自己満だよ人助けってやつ俺ヒーロー 志望なんでとヘラヘラして笑う僕と同じだ と口にこそ出さなたが心は彼に少し向いた ような気がしたそんな他人から誤解され そうな金は案の定とある授業の教授から 嫌がらせを受けていた半分をした時は名簿 に金出の名前が乗っておらずああ君受ける のそんな見た目なのにと鼻で笑った卒業に は必須の単位なので受けないという選択肢 はないのだが見た目で判断している教授に 最初から相されていないように見えた そして合否が決まるテストで金出には負荷 の判定が下されたそんなはずはなかった テストが終わって僕と回答を 照らし合わせると金出の方が正解率は 高かったのに僕は合格で金出は不可だった さすがにおかしいと言って金出と共に支援 化に掛け合ったものの教授が不正をした 証拠がないの一点張りで僕らの話は 聞き入れてもらえなかっ た悪卒業できないなと脳天気に言うかで僕 は許せなかった人を見かけだけで判断し 不当に評価を下げるなどまさに悪役がやる ようなことではないか支援化は証拠がない と言ったつまり証拠を見つければいいだけ なのだ僕はその日のうちに動き出した金出 と仲の悪い教授は生徒の回答用紙を全て スキャンしてデジタル上で保存してい たそういうはその教授の研究室に配属され ている先輩から聞いていたのでその パソコンに侵入しデータを入手すればいい と考えたすんなりと教授のサーバーには 侵入できたいくつか侵入防止のプログラム が施されていたがあけなく突破することが できた改めて自分のスキルの高さを自が 自賛したくなったほどだすぐに教授が採点 した金出の回答用紙を見つけ出し自分の パソコンにダウンロードをしたやっぱり 僕の想像通りだったそこに書かれている 点数は十分に合格点に達しているあの教授 は市場で金出を落としたのだった翌日僕は 金出を連れてもう一度支援化に向かった これが証拠です突きつけた回答用紙を 見せると支援家の職員は目をまんまるにし て少々お待ちくださいねと言って奥で ふんぞり帰っている偉そうな人のところに 小走で駆け寄ったその後色々と話し合いが あった詳細に言うと切りがないので要約 すると教授の不正は明らかであるので金手 の不合格は取り消し合格にするもう1つは 教授が不当に成績を下げていたことは事実 だが不正にアクセスした僕は退学処分に するということだった最初はその事実が 受け入れられなかった自分では友人を 助けるためにした正義の行いがどうして 退学処分を受けなくてはいけないのかあの マスに憧れようやく彼らのような正義の 行いができたのにこれではどちらが悪者か 分からないではないか僕の中での正義の 定義が崩れる音がした学校を去る僕に金出 は泣きながら本当にごめん俺のせいでお前 がこんなことになる なんて僕は泣きじゃくる彼にかける言葉が 見つからずニと微笑みその場を去っ た僕は大学のすぐ近くにを借りていたが 退学になった今ここに住む必要はなくなっ た引っ越しの準備に追われているととある 人物から連絡が来た自分が所属する研究室 の教授脳の先生だっ たもしもし今いいです かいつものように静かな声で話す脳の 先生君がしたことは確かにいいことでは なかったかもしれませんですが友人を 助けようとしたその心行きとあの教授の サーバーの中に侵入できたことは技術的に も素晴らしいと評価しまし たそこで君が良ければ私の知人が経営する 会社にSEとして就職してみません か脳の先生はその知人がどんな仕事をして いるのかやちょうど今優秀なSEを干して いることなどを今節丁寧に説明してくれた 僕は自分の行動の正しさに疑問を感じ を変えなくてはいけないのかと不安に思っ ていたので野先生の言葉は心に染み渡る ような温かさを感じたさらに大学を退学し た理由が犯罪に触れるかもしれないような ことだったことで将来就職に不利に働くの ではないかと不安になっていた僕は2つ 返事で承諾して後日その会社に向かうの だっ た脳の先生が紹介してくれた経営者は沢と いう女性だった先生からの連絡が来た翌日 にその世沢社長から連絡が来た一応面接は させて欲しいとのことだったのですぐに リクルートスーツに着替えて指定された 場所へ向かった受付の女性に名前を伝える とすぐにあ麻野様ですね競り沢がお待ち ですどうぞこちらへと言って案内してくれ た清掃の行き届いた綺麗なオフィスを通り 少し今朝な装飾が施された扉をくぐると そこには細身の女性が乳な表情で紅茶を 飲んでいた初めまして 私沢稽古と申します頭を深深と下げる社長 に対して僕もそれ以上に頭を 下げるどうぞおかけになってくださいと 言われるがままに座り心地最高のソファー に腰を 下ろす早速ですが麻野さんが大学を退学に なった理由はノの方からかいつまんででは ありますが読んでいます社長の言葉につい 僕は俯いてしまう理由がどうであれやって はいけないことをしたのだ他人から 突っ込まれていい気持ちにはならないだが 自分がやってしまったことなのだから目を 背けるわけにはいかない顔をあげて ください別にここで球団しようなどとは 思っていません私が求めているのは優秀な SEですからしかし技術面だけが 素晴らしくとも破綻していてはお話になり ません面接で知れる性格などはが知れてい ますし困っている時にノのから麻野さんの 話をいいたん です彼女は静かに紅茶を口に含みふふっと 笑う友人のために自分の技術を使い悪を たすまさにヒーローみたいな方が大学追わ れたとそんな人材を知らんかをできるほど 私は枯れてはおりませんあなたの動はだと 私は思うのです社長の言葉を聞き自然と涙 がこぼれた決して誰かに認めてもらいたく て金手を助けたわけではないけれどもこう やって正面切って褒めてもらえると心の 奥底から叫びたいほどの喜びや重感が 湧き上がって くる是非そんなあなたに我が者で働いて 欲しいのです社長が言い終わる前に僕は頭 を床にこすりつけ お願いしますと叫んだ彼女から提示された 条件は2つあったまず1つはいずれ生社員 として働いてもらうがとりあえずは派遣 SEとして業務をしてもらうこといわゆる 見習い期間というやつだその後正社員に なるかどうかはまた話し合いとのことだ僕 は一度グレーなことをしてしまった身分だ 社員になる党は夢のまた先の話だが一旦 その話を飲んだ2つ目の条件は少なくとも 派遣として働いている間は麻野さんの ハッカーとしての力は振るわないで欲しい のですあなたのしたことは私やノノは認め ていますが認めない人がいるのも事実です 火のないところに煙は立たぬとも言います どこから噂が広まるか分かりませんなので 不必要にあなたのその技術を発揮しない ように願いますもちろんプログラミングの 技術などは存分に振ってもらって構いませ んとにかくハッカーのようなことは控えて くださいと念押しされた自分としてもどこ かのサーバーに入り込むともう2度とごめ だった一種の恐怖症にすらなっている気が する僕は好みを拾ってもらった王を返す べく身をこにして働くことを沢社長に誓っ たそのため彼女が提示した2つの条件を無 条件にのみ派遣SEとしてこの会社に席を 置くことに決まったのだった 元々プログラミング能力の高かった僕は 入社早々業務で使用しているアプリなどを もっと快適に使えるように改良していった 会社に務める社員のほとんどは プログラミングなど知らない人たちだった なので現在使用しているアプリが不便だと 思っていてもなかなかそれを改良しようと 思う人までは出てこなかったこれらの アプリは数年前に作られたもので当時は 快適だったかもしれないが和に入技術が どんどん進化していく中では化石と貸して しまっていたしかしアプリそのものを改良 してもそれがすぐに車内で使えるように なるかは別問題だった改良してそれを上に 説明して会議を得て許可が降りれば車内で アプリを使えるようになるつまり開発して もそれを使用できるようにするまでの過程 手続きが大変なのだそのため僕が思うよう にすんなりとことが進むことは滅多に しかしシハしながらも会社の人たちは 温かく僕を支えてよし一緒に頑張ろうやと 声をかけてくれたその中でも特に上司の 河田ひな野は私ももっと手伝ってあげたい けど機械は点でだめで逆に足を引っ張っ ちゃいそうだから書類なんかの雑もは私が しておくねといつも気にかけてくれて本当 に感謝しかなかっ た最はしも太君の話も分かるように プログラミングの勉強してるんだと胸を 張る彼女にいくつか用語を投げかけると目 に見えて頭から煙が出ていることに気が ついたこれよかったら使ってください僕の おフですけどそう言って学生時代に自分が 使っていた初歩的な用語集を渡したいいの と言って目を輝かせる彼女にまるで妹の ような愛らしさを感じ たさんはでいうように空時間を見つけては 僕が渡した用語集で勉強している姿を度々 目撃した他にも勉強するためということで 僕がしているアプリの改良やそのための 資料作りなどを手伝ってくれたり上司に 作成する企画書を見やすくするための アドバイスなどをしてくれたりと大助かり だった仕事の事務的な書類作成なども1 から教えてくれる日野さんとは物理的な 距離も近かったことから僕は少しずつだが 彼女に引かれてただがその度に自分が過去 にしてしまった行為がフラッシュバックし てしまい僕よりも見合う人間がいると思う ようになって自己嫌悪に1人で陥って しまっていたそんな気持ちを隠すように僕 はガムシャラに働いたのだっ た忙しくも充実した日常が怒涛のように 過ぎ去る生活をしていた僕には唯一会社に 不満があった正確に言うと会社にという よりも人間関係に それは部長の高鍋の存在だった高鍋は星的 な考えを持っている人物であり規則や ルールが変わることを嫌っていたそのため 色々快適に変えていきたいと考えている僕 とは馬が合わないのだ最初は影で色々言っ ていたようだが次第にエスカレートして いき直接南癖をつつけるようになっていっ た派遣の分際で今までやっていたことを 変えようなんて図々しにも程があると断る ごとに言ってきたひな野さんと一緒に懸命 に作った資料も読む前からどうせ不必要に あれを変えたいとかこれを変えたいとか わがままをつらつら重ねているだけだろう がと言って目を通すことはないしかも高鍋 は沢社長には麻野の資料作りの質が低くて 困っているんですとヘルプを求めたという 話もあるひな野さんは高鍋の態度に多少 離れているようでそうおっしゃらずにどう かと言って音便にことを進めようと努力し てくれているいやね君らが若いものどうし たからって麻野君の肩を必要以上に持つ 必要はないんだよ高鍋はどうにかひな野 さんを取り込もうとしているようだが若い からってわけじゃないですよただ応援し たいだけなんですと華麗にかわしていた あの人もプログラミングができるから やる気さえ出してくれたらすごく力強いの にねとひな野さんがコーヒーを飲みながら ぼく会社のためにどうして動いてくれない のか私には分からないんだよ ね彼女はコーヒーをぐっと飲み干しゴミ箱 に捨てたまあ太君が頑張ってくれている からいいんだけど ね僕がひな野さんと一生懸命にアプリを 改良すればするほど高鍋との質はより顕著 になっていったそして高との中が険悪に なるほど会議でも僕の提案がなかなか通ら ない等の弊害まで出ていたその度に世沢 社長が私はこの案を通してもいいと思い ますよ確かに不安要素もありますけど 新しいことにチャレンジしてみないとと いうフォローしてくれることでようやく 進展するというのがお決まりになっていた 立場の関係上どうしても社内での発言力は 僕らより高鍋の方が大きい僕とさんは 風当たりが強い状況でも負けと僕が改良し たアプリを採用してもらえるように説得し たその回あってか少しずつ他の社員も僕ら の提案を受け入れてくくれるようになり いい流れができ始めてい たある日ひな野さんが高鍋から社長室に 来るように呼び出された数分後内線を通し て僕も社長室に向かうように言われ すぐさま駆けつけた車内には座り込むひな のさんに頭を抱える社長腕を組み勝ち誇っ たようなつの高鍋がいた状況が読めずにど どうかしましたかと尋ねると部会者である お前を呼ぶ必要はなかったんだが河田さん がどうしても君を連れてきてほしいと言う んでねそんな説明を聞いても何1つ理解 できないはと首をかしげていると咲夜我が 者のサーバーに不正アクセスをされた形跡 があったですと社長が つぶやく幸いまひのデータなどは奪われず に住みましたがその不正アクセスをしたの が言い淀む社長その姿に視線を少しだけ 落とした高鍋は不正アクセスをした形跡が 川田さんのパソコンから見つかったんだと 勝ち誇ったような口調で言ったそんなバカ な最初に僕の口から出た言葉だった ひな野さんは機械音痴だ高度な守りでは ないとはいえ会社のサーバーに入るなんて ゲトを彼女ができるとは到底思えない何か の間違いではないんですか社長が返答する 前に高鍋が話す物的証拠がある以上 言い逃れはできんだろうなこれは朝会免職 もやを得ないだろう な質な声だった聞いているだけで無が走る んだこの違和感社長のお考えはと僕が 尋ねると眉間にシを寄せたまま監カメラに も写っていますしそこまではっきり映って いるのかでも余計におかしくありませんか 不正アクセスするなら会社のパソコンより も家のパソコンでした方がバレるリスクは 減りますしこれはまるでと言おうとした僕 を高鍋が遮ったまるでなんだ様そ後に及ん でわけのわからんことを証拠がこれだけ あるんだ不正アクセスをしたのは彼女だ それに機械音痴の彼女に入られるようなや なファイヤーウォールを作った貴様にも 問題はあるんだえのれはできまいそれにだ 最近は君ら新しいプログラミングをし進め ているじゃないか混乱に常時て新しい プログラミングを導入させて自分の価値を 高めようとしているんじゃないの かそこまで言われると僕も大人しくして いるわけにはいかなかったそもそも気に なっている女性をここまでコケにされて 黙っていることも限界だったなら僕が新 犯人を見つけます社長少しだけ時間を ください僕の言葉に社長は目を 見開きそんなことができるのですかと 震える声で言った高鍋は威圧するような 大きな声で時間なんて取ってる余裕はない んだぞ僕は高鍋の目を見ながら10分あれ ば十分ですから派遣の分際でなどブツブツ 高鍋は言っていたものの社長から了承を 受けた僕はモテる力の全てを使い調べ上げ た結果はすぐに分かった僕の調査の結果 分かったことはひな野さんのパソコンは 遠隔操作がなされていたことだった普通 ならどこから操作されたかなど専門機関に 預けて調べないとわからないが僕のスキル を持ってすればすぐに調べることができた さらに監視カメラに映し出された映像も 加工された形跡が残っていた監視カメラの 加を除去するとそこには誰も写ってい なかったつまり不正アクセスがされた時間 帯に少なくともひな野さんはパソコンの前 にはいなかったことに なるさらに遠隔操作元を調べるとそれは 高鍋のパソコンだということも判明した 調査結果を社長に渡し高鍋に事実を 突きつけた彼の額には汗が滝のように流れ ておりえそんなこれはとブツブツ言ってい たこんなにも早く僕が調べられるとは思っ ていなかったのだろう申し開きができない 状況になった彼はことの経緯を話し始め た彼が言うには僕とひな野さんの存在を とましく思っていたために今回の不正 アクセス事件を出しようと目論んだという 多少無理があったがネットにそこまで 詳しくない社長ならどうにか言いくるめる ことができると思ったんだと力なく笑う 高鍋このまま僕らが開発したアプリが次々 に承認されていくと僕たちの立場が高鍋を 超えてしまうと思った らしいとにかく社外に追い出すために今回 の反抗に及んだという全てを聞き終えた 社長はちと舌打ちをしてういたしばらく 黙った後に 目先の利益にだけ固執してしまい他人を 落とすことしかできない人は我が者には いりませんさらに私を騙そうとしたことも 気に入りません今までご苦労様でしたと やかに言った高鍋は私が車内で有よなこと を証明したかったんですと言いそれに対し て何も言わない社長に一礼をしお世話に なりましたと頭を下げ室から出ていっ た後日正式に高は会名になった自作自演 だったとはいえ会社を危険な状態に 落とし入れた罪は重いということで世沢 社長は彼を解雇したの だ昔は彼も期待の新人として優秀なSE だったんですけどねいつしか地や名誉に 囚われて長年務めてくれた人を解雇するの は辛いですがいし方ありません 残念そうな表情の社長僕は高鍋のようにあ を描くことなく初心忘れることなく業務を こなしたいと思うのだっ た後日セ沢は社長から呼び出されたあなた には感謝を言わなくてはいけませんねと 言い頭を下げた僕は慌てて静止して口を 開いた待ってください僕は部長の言動に 違和感を感じて調べたかっただけで社長に 頭を下げられるほどのことはしてませんよ とあたふたしながら社長の肩を支えた社長 は首を振りながら今のお礼は社長としてと いうよりも身内としてです彼女の言葉に僕 は理解が追いつかなかった身内どういう こと実はひな野は私の名に当たる子なの です えーだった某アニメのように目が飛び出る かと思った そそうそそんな人に少しでも思いを寄せて いた自分が 恥ずかしいあの子の母親私の妹は随分早く 多してしまいまして母親の代わりとは おこがましいですが面倒を見ていました そんな事情があったことは一切知らなかっ たいつもあっけらかんとしていた彼女に そんな過去があったとは高鍋部長から告発 を受けた時私は身内としてべきか取締り役 として罰するべきか悩んでしまいまし たそれは仕方がないことだと思ったあの 状況ですぐに判断して断罪もしくは庇う などできるはずもないましてや身内なのだ ですがあなたがしっかりと守ってくれまし た自分の持てるスキルをフル活用して私の 家族を守ってくれたのです頭を避けずには いられませ んそこまで言われたら社長の受け取らない のも失礼だと思ったあの子を守るのは私の 役目だと思っていましたがそれももう交代 してもいいかもしれませんねと言い社長は ふふっと笑う目が合うんなんだこの不敵な 笑は太君あの子のそばにずっといてもらえ ませんかいやいやいやいや何をおっしゃっ ているんですか僕は面しながら早口で返答 するなんか釣り合いませんし派遣です派遣 ですからそういう僕に社長は笑いながら なら正社員になればいいじゃないと言っ た社長からのお誘いは一旦保留にさせて もらったいいお返事待っていますからね 良い返事よねと開拓してくれた僕は ひたすら考えた正社員になってひな野さん のそばにずっといろということは結婚して もいいと言ってくれているようなものなの だろうか正社員になれば彼女の隣にいても 見合う人間になれるのだろうかだめだ妄想 は膨らむが自分はそこにいていい人間では ないような気がする正義のためだといい グレーなことをした過去をどうしても 引きずっていた僕にはなかなか決心がつか なかっ た悶々としていたある日会社にある人物が 訪ねてきたえどうしてお前がここにそれは 僕のセリフだったそこに立っていたのは 金手だったどうしてここにいるのか詳しく 聞こうとすると受付嬢が金手に駆け寄り 社長がお持ちですからどうぞこちらにと 言って社長室に通した後で時間くれよ すれ違い様に耳打ちをされ社長室の前で 待つことにしたしばらくして金出と社長が 出てきたああ終わり待たせたろそういう 金出とあらもしかして正太君お知り合いな のかしらと目を丸くする社長僕は社長に 奏での紹介をしたそうだったのね彼は先日 私が街中で自転車とぶつかりそうになった 時に身を呈してかってくれたのどうしても お礼がしたくてここまで来ていただきまし たそういうことだったのかなんという偶然 社長は2人で話すこともでしょと言って 2人きりにしてくれたお互いの近況報告を 切りした後に金があの行為をお前はどう 思ってるのかわかんないけど少なくとも俺 は助けられたいいとか悪いとかじゃなくて お前は俺を救ったんだよそして社会人に なってもまた人を助けたんだ誇りこそすれ どおを感じるところなんてどこにもないん だよお前はすごいやだよが と言い笑った金出からの言葉は僕の心に あった黒いモを一瞬で吹き飛ばし たありがとう本当にありがとうと頭を 下げる僕に金手はまた飲もうぜって言って 会社を去っていっ たその足で僕はひな野さんの元に向かった 彼女は休憩室で僕が貸した本を熱心に読ん でいた僕の姿に気がついた彼女は恥ずかし そうにこの間はありがとうね私に力がない から全部生沢に任せきりになっちゃった これからは迷惑をかけないように頑張る からと言った僕は金手の後押しもありそこ で過去のことを話した友人を助けるためと はいえ犯罪間なことをしたことを彼女は 最後まで何も言わずに聞いてくれた話 終わると聞かせてくれてありがとう正太君 はすごい人だね私にはそんな力もなければ 勇気もない君に一歩でも近づきたいこれ からもよろしくお願いしますと頭を下げた 僕もはかよろしくお願いしますと頭を 下げる見計らったように社長が休憩室に 入ってきた絶対見てただろうふふそれで いい返事聞きましょうか彼女の言葉に僕は 笑顔で答える是非守る役目を僕にさせて ください僕は社長の誘いを受け正社員と なった本来は数年派遣ということだったが 1年経たずの昇格となった僕は拾ってくれ た上にとてつもない成長をさせてくれた この会社に恩を返すべくひたすらに仕事に 熱中した新しい斬新なアイデアでアプリを 次々と開発していき業務を円滑に進める ようにしたそのおかげもあってか営業部や 企画部から仕事がしやすくなったという 言葉をいだくことが多くなったやはり認め てもらうことは嬉しかったそれにここまで 頑張れているのはひなののおかげでもある 彼女の存在は僕には大きく自分1人では 絶対にここまで来ることはできなかった だろうこここれはどうしたらいいのと今日 も叫ぶひなの彼女のスキルはまだまだだが 僕にとってこれほどの癒しは他にはない だろうとは以降も連絡を取り合っている金 でもSEになるべく大学で猛勉強している そうだだがファッションなどは相変わらず で周囲から誤解を受けることは日常左半時 らしいもう少し学べよとは思ったが彼 らしい一面でもあった自分がしたことは どんな理由があれその後の人生に つきまとう良いことも悪いことも全てが それでも人生という険しい道には必ず自分 を分かってくれる人がいるはずだと僕は 思う人生で大切なのはそういった人たちと の出会いを見逃さない目なのかもしれない と僕は沢社長ひな野金手たちのことを想像 して確認するのだっ たいかがでしたかチャンネル登録をして いただくことで今後の動画の制作の励みに なりますまた次の動画でお会いしましょう

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