【落合陽一】龍が如くは「売れるわけない」と言われた企画だった。常識破りの大ヒット、名越稔洋が裏話を暴露!発売までの壁は“倫理”「ピンクは性行為を想起するからダメ」と言われ喧嘩、8への思い、今後の挑戦は
これ当時企画出した時はどういう感じの 受け取り方されたんですかいやまあ最初は 当然けちょんけちょんでしたよけち忘れも しないのが当時ダウンロードあんまなかっ たんでお店から発注もらうんですけど 2万5000とかだったんですねでもそん 時死んだと思います付属関係のお店に行っ て中身の様子を絵にするのはちょっとでき ないので女の子にあったらあとふわふわ ふわンって言ってピンク色のフェード アウトたんですよはいでこれを刺されたん ですはい何がいけないのだからピンク色は 性行為を相消しめるのでダメだって言われ たんですで結構喧嘩になっていやあなた ピンク色で興奮する人かもしれないけど まさにあなたの感想であり世の中のピンク のものやっぱいっぱいいるじゃんそのため にあんた興奮すんのかよみたいなおかしな 喧嘩をしたようなことがあってリーダーの 言葉ってすごく大事だなってやっぱ未だに 思うのがヒットさせようって言われれば やっぱり 現場は数字を追うようになると思うんです よねだから僕は受けたいって言うんですよ ねでも受けたいってリーダーが言う [音楽] とはいこんばんはウクお茶のお時間です うわ今日は歌舞伎町ですかこの ピクトグラムがいつもだいぶいい感じです ねしかもなんかゲームが並んでおるところ でございますがさあ今日はこんなことを 語るのにぴったりなゲストに来ていただき ましたえ名越ひさんですどうぞ どはいよろしくお願いします久しぶりです どうもよろしくお願というわけでえ名越 さんのプロフィールから行ってみようでん はいえ名越俊さん皆さんご存知ゲーム クリエイター名越スタジオ代表鳥島役社長 と初プロデュース作品がレースゲーム デイトなUSデイトなUSAが初 プロデュース作品だったんだあなるほど 2005年にえ総合監督作品流下ごとが 発売されますと2021年にえセガを代謝 し名スタジオを設立されというわけで よろしくお願いしますはいよろしくお願い しますはいえっと龍がごとの説明から行っ てみようえいとはい龍雅ごととはとえと 先ほどまだあの舞台裏ではですねあの龍が ごとって日本語が間違っているって話して たんですけどはいあの本当はえ龍のごとく が正しい日本語ですかでしよねきっとね きっとねていうかそうですねきま龍が ごとくで龍が龍が言いまくってたら龍が ごとも正しい日本語に聞こえてきたんでま 俺はこれであってんだろうとちょっと思っ てるんですけどもはい名が総合監督を務め た向けエンターテインメント作品で 2005年に目が発売されますとえ売上は えシリーズ全体で全世界230万本という ますごい数だわと思っているところですが え最初このテーマにされたのはなんでなん ですか最初はですねそれまでは日本の ゲーム日本製のゲームって例えばワールド ワイドで年間のトップ20とか言うと半分 以上入ったですけどだんだんやはり ヨーロッパとかアメリカで作られたゲー ムっていうのが徐々に日本でも売れるよう になってきてうんうんで結構逆に今もう 日本のゲームってトップ20って言うと 半分も入ってない状態ですよねでその差し がもう始まり始めた頃ででまなかなかこう 売上作るのが大変だというところで結構ま セガっていう会社だけじゃなくて他の いろんなゲームメーカー含めてえ思考錯誤 が始まったぐらいの時だったんですよで その時にやはり普通に考えるとやっぱり 売上を立てたければマスを取ろうって話な どこでもたく売れるようなものを作るべき だとでまプロデューサーレンチもやっぱ それをいう風に考えるわけでま僕もその中 の1人だったんですよねただでもなかなか こうその中から角度が見らせずでも例えば ある企画は出たとしてでその企画をま会社 の経営人は評価するわけですよでこれこれ にお金出すべきかどうかでその時にうん どうしてもじゃあここはどうすんだここは かけてるじゃないかとここは足んないん じゃないかっていうところをやっぱ指摘 するんですよねで当然プロデューサーはお 金出して欲しいですからじゃそれを埋めて くるわけですよで埋めれば埋めるほど どんどん言い方悪いですけどちょっと濁っ てきちゃうというか取れうんそうですねだ からよくうん本来輝いたところも何であれ ばその時間を得てあの得ていくごとに だんだんだんだんこうちょっとぼぼやけて きてうんうんでそういう企画を何回か見 てくうちに本当にそれが正しいのかなって 思う疑問が出たのがきっかけでしたね なるほどうんだって龍がごとはこれ スライド行ってみましょうえいとえ舞台が 忠実に再現された全国各の陥落外でえま このここにあるような歌舞伎町のあの街 だったとかまあのなんだろうすすきのスキ の出てくるんでたっけあすのとか横はい 横浜のスナック街でしたりとかあとま俳優 もあのはい非常にこのゲームの有名な ところですけどでこれ当時企画出した時は どういう感じの受け取り方されたんですか いやまあ最初当然けちょんけちょんでした よいもうだってさっき申し上げた話から するとま子供は多分やっちゃだめだし 女の子は多分もう近寄るなぐらいの勢いで 存在してる作品だし海外のことも多分ま 多分というか考えてなかったんでマスを取 るっていう想からすると真逆のこと ばっかりやってるわけだから当然さっきの ロジックからすればそんな簡単に通して くれるはずがないですよねはいだ僕はでも おまくじけないで何回かそのプレベにも 出してただま確かにマスは狙ってないかも しれないけどやはりアイデンティティとし ては結構強いシ食った部分がある以上そこ の部分をきちんと借り取れれば数字はある 程度まとまったものが作れるだろうって いう読みはあったんですよねんうんただ それは確かにトライしたことない読だから はいやっぱ外伝性どこにあんのとかいう話 になってくるとなかなか証明の仕様がなく てうんだからそこはやはり最初は苦労し ましたねさあシリーズを振り返っていこう えで累計およそ230万本ですが2005 年に最初のタイトル2006年に次の タイトル2008年にその次のタイトルと まかなりポンポンポンポンポンと出てて しかもあのゲームハードが変わってもその ペースが緩まずあうん出されていくと思う んですけれどなんか最初の2005年の時 の挑戦はどんな挑戦だったんですかま 先ほど申し上げたまなかなか企画は通ら ないのをまあ3回目で通ったのかなそれで それも結構ま会社のそのフローとしては 結構イレギュラーなやり方をしてえ結構 合意に通してもらってはいはいでま うんただまそうですね当時覚えてんのは やはり 作る側も一体どういうものを作るつもりな のこの人っていうところの僕の気持ちと 現場の気持ちのシェアってのがやっぱり すごく大変だったんですよねうんだから やっぱりゲームである以上は楽しいし 面白いしただ暴力的なテーマは使ってる けど暴力を肯定したそういうなんだろうな アウトローサビなものを作るつもりはなく てやはりどちらかといえば明日生きていく のがこうまた頑張っていこうみたいなそう いう気持ちになれるようなものが作り たかったんでうんそこは違うんだよみたい なところはなんかしっちゅ言ってましたね なるほどうんえ2005年はじゃあ企画 通すのがすごいま困難でま初めての タイトルが出ましたで2005年のタイト 龍がごの1番最初のタイトルってどの くらいのヒットだったんですかそれまま 結局うん普通に売れたのがま30数万本 ぐらいかなただ廉価版をすぐ出してんそれ もすごく安く出したんですよでそれが こそうしてそれが60万本以上売れたん ですよねで結果的にはグロスで100万本 ぐらいにその時点でなってまあ100万 出るとま友達の貸し借りとか中行で回っ たりとか体験人数で言うと大体その場合 ぐらいはいるので下地はそこでできたなっ ていう実感ははいありましたただでも最初 忘れもしないのが え受注通るじゃないですか当時 ダウンロードあんまなかったんでお店から 発はいもらうんですけど2万5000円と かだったんですねでもそん時死んだと思い ましえでもほん白いパッケージすごい記憶 に残っててあのああこれこれこれうちにも あったわと思って見たんですけどはいで その2万5000円ぐらいが1週間ぐらい で消えたんですよねあっという間にで じゃあ追加作ろうとじゃあどれぐらい作る んですかて聞くとじゃあ追加で1万って 言われていや刻むなって思いながらもま しょうがないよねとでもそのやっぱ1万が 数日で消えたですよでそれを繰り返してく うちに聞きがいたらそのぐらいの数字に やっぱなってたんですよねうんあほじゃあ えで2005年に発売されてから龍ガ2 までものすごく早いんですけどこ れっていうのはどういうなんか裏技を使っ たこれは僕は実は考えたわけじゃなくて スタッフでさえた発想するやがいてはいえ 次じゃあやりましょうという話になった時 にじゃあいつなんだという当然話になり はいただまあうん 今ヒットしある程度ヒットと言えるような 数字になったんだけどこれは結果論であり これは一家性の数字になりかれないですよ とうんだとしたら今ついてるこう灯しび みたいな日がもうちょっと燃やすことが できるとしたらとにかく早く出すしかない んじゃないですかねって話になりそれは もうごもっともだなとじゃ早くってどれ ぐらいだろうって話になりやっぱり1年 じゃないんですかっていう話になっ てじゃやるかやってみるかみたいなところ が最初でしたねへえああでもそれすごいな え制作的にはなんかだって前は企画3回 落とされてるぐらいだからだいぶ揉まれ てるわけじゃないですかてますねそっから 1年で出さて結構なんかだやっぱりその中 で新しいチャレンジをしたことによる突破 校を開いたっていうプライドがやっぱ現場 にも芽ばえてましたしあとやっぱりパート 1作った時ににみとしたアイデアなんかも たくさん残ってたんですよねだからそこは え是非次回策があるのであればそこを ぶち込みたいなっていう気持ちもあったの で勢いはあったんですよだからまあ1年 っていう短いタームで次回作は作れたって いうのは事実だと思いますねなるほど で16年19年20年21年で21年が名 スタジオとして独立されるのがセブの時 ですねはいでここはなんか体勢がまガラっ と変わんのかなと思うんですけどなんか 大きな変化があったりしたんですねま僕 自身はまあセブンが出てあれもRPGって いう一種の変化球なんですけどはいま アクションを突き詰めていく時にちょっと ごっそり変えたかったんですよでその時に はい結構時間かかるなっていう1つの結論 になってでもま当然次も出したいねじゃあ どうすんのっていうところで まRPGっていううん選択はどうなんだと いうのはまこれも本当に飲みながらぐらい の出たアイデアででもまああるんじゃない のと逆に言うとそのぐらいの懐がある タイトルには今なってるよねこれっていう 話でうんうんま他のタイトルだったら わかんないですけど僕らのま実感としては そのぐらいのことに今なってくれてるん だろうと信じてやってみたらまあだった みたいな感じですねなるほどはあ24年 までこう続いてききましたというのがあれ なんですけどえゲーム作っていて1番 クリエイティブ的に面白いなって思うのは どこなんですかでやっぱ思った通りになる 時じゃないですかね思った通りになるそれ 売上的ですかそれともああなるほど演出的 です か個人的に言うと中身の方かなと思います ね本当はそれじゃあ経営者としては失格な んでしょうけどでも面白くなければその テーブルも乗らないわけでやっぱり数字 だけ追っかけちゃだめだと思うんですよだ からやっぱ組織のま僕も一応まだおさとし てやってますけどうーんリーダーの言葉 ってすごく大事だなってやっぱ未だに思う のが例えば えヒットさせようって言われればやっぱり 現場は数字を追うようになると思うんです よねはいだけど僕はどっちかと売れたい 受けたいんですようんうんもう本当にお 笑い芸人でいうとこの受けっていう意味で 捉えてもらっていいんですけど受けた結果 が数字だったりいいだ僕は受けたいって 言うんですよねでも受けたいってリーダー が言うときっと場現場は楽しいものを作ろ うって考えてくれると思うんですよはいま 最終的にはビジネスですから同じものを 目指してるんですけどで も口にする言葉によってまず何を考え出す かっていうのは現場は違うことを考えると 思うんではいそういうのは未だに意識はし てますねなるほどうんというわけでお客 さんから質問をはいってく時間になってっ てきたいなと思うんですけどえ龍がごとく はキャバクラソープトバなどが多く登場し ますがどのようにして承認されて4人出た ですか実はね昔すごいエピソードがあって はいこれ誰って言うとちょっと角が立つん で言えないですけどま倫理的な問題を結構 クリアしなきゃいけないことが多かったん ですよはいでまいわゆる 風俗関係のお店に行ってで当然風俗の中身 の様子を絵にするのはちょっとできないの ででそこで入ってま女の子にあったらあと ふわふわふわンって言ってピンク色の フェードアウトをしたんですよねはいで まあ一瞬マッピンクになるんですけどで これを刺されたんですよはい何がいけない の言ったらピンク色は性行為を葬せしめる のでダメだって言われたんですあで結構 喧嘩になっていやあなたピンク色で興奮 する人かもしれないけどそれあまさに あなたの感はいあまただピンクになった だけいうただピンク世の中のピンクのもの やっぱいっぱいいるじゃん洋服もあるし 食べ物だっていっぱいあるしそのため あんた興奮すんのかよみたいなおかしな 喧嘩をしたようなことがあってはいでも 最初はもうそのぐらいのことでしたねでも それぐらいのことを言われるからもう もっと高いハードルの話ってのも毎回毎回 言われましたああだから そのこれを出してなるものかっていう人 たちもいたんですよなるほどだからそこは でもこれを出すことによって僕は板 に何かをしようとしてるわけでなく一歩の 表現としてはありだと思う範囲でちゃんと 自分のモラルはちゃんと考えてやってるん でだから僕は結構意地になって最後戦い ましたけどね名さんにとって平成ってどう いう時代だったのかなってちょっと聞いて みたいあ平成ね平成をどう見てあのゲーム になったのかなと思っててうん コはいあのま消費よりはサステナビリティ みたいなことかななるほどなるほどはい そうですねまでもうんま今は竜に僕さって ないんですけどはいまあ8も実は頭の分 ぐらいはしてたんですよまその辺の きっかけまで作って僕やめちゃったんです けどはいはいでもうんまさに8なんかは 最初ね実はね任天行きたかったんですよ うんパッケージの裏見て電話すりゃいいや と思ってしたら京都って書いてあって僕 京都って知らなかったんですよはいで京都 か京都やだなと思って東京から出たく なかったんでもなしだなとっ思い出深いの はある時バグでここに助けに行かなきゃ この人を助けに行かなきゃ死んじゃうよと 行くんですけどキャバクラに通ってて キャバ嬢から営業電話が来るんですよね ピリリつって今日来てよみたいなこれは おかしいとここで今行かなきゃいけないの にこんな呑気なメールが入るってのはダメ だって話になったんですけどはいでも現実 生きててはい例えば誰かが救急車で運ばれ て今行く時にキャバ嬢からメール来るよね と思うとこれの方がリアルじゃんと思って これをバグとしちゃいけないんじゃない むしろこれがうちのゲームなんだよていう ようななんかそういう場面って結構あり ましたねいやグランドセフトオート出てき た時あ売れるとは思いましたで僕昔まあ生 放送だからあんまり言っちゃいけないけど でもあのあんまり好きじゃないっていう ような発言をして炎上したことあるんです よねで僕は今度新しい挑戦ってどういう ことされた機会ってまやり残したことも ありますしま例えば [音楽]
番組のフル視聴(80分)はこちらから
https://bit.ly/3KdFVD2
10日間無料トライアル実施中
http://bit.ly/3X5XMzD
_____
今からおよそ19年前に“ある名作”が産声を上げた。
ビートたけしや北大路欣也、中井貴一に藤原竜也など、多くの豪華俳優陣が彩ったその作品はドラマでもなく、映画でもない…。セガの大人気ゲーム『龍が如く』である。新宿・歌舞伎町など全国各地の歓楽街を忠実に再現した世界観や壮大なストーリーが人気を博し、シリーズ全体の売り上げは全世界で約2130万本にまで上っている。
しかし、開発当時は前代未聞の『極道』が主人公ということもあり賛同者は1人もおらず、発売までには困難な道を極めたという。生みの親であるゲームクリエイターの名越稔洋氏はこんな言葉を残している。
「苦しくても逃げずに戦い続ければ、いつしか壁を打ち破り乗り越えられる時が来る」
“ゲームといえば子供向け”という既成概念を壊した作品として、今でこそ絶大な支持を得ているが、当時としては異例の「極道」という世界になぜ活路を見出したのか。
『龍が如く』の誕生秘話は? ゲーム業界の現状と課題に何を思うのか?そして、2021年にセガを退社し、現在は「名越スタジオ」を立ち上げた名越氏の“新たな挑戦”とは?
落合陽一が“ゲーム界の昇り龍”と呼ばれた男の宿命、知られざる半生を追う。
ゲスト:名越稔洋(ゲームクリエイター/名越スタジオ代表取締役社長)
#落合陽一 #weeklyochiai #名越稔洋 #龍が如く #ゲーム #ビートたけし #セガ #sega #歌舞伎町 #新宿 #極道 #名越スタジオ #クリエイター #北大路欣也 #中井貴一 #藤原竜也#小栗旬#真木よう子#真島吾朗#安田顕#冴島大河#桐生一馬#春日一番#伊達真#堂島大吾#澤村遥#秋山駿#郷田龍司#錦山彰#風間新太郎