土砂の処理には抜け穴が?規制難しい背景とは【サタデーステーション】(2024年5月25日)

えスタジオには現場を取材した染田や ディレクターに来てもらいましたよろしく お願いしますよろしくお願いします願いし ますあのVTRにもありましたように違法 な土砂の登記があついでいるということな んですけれども実はちょうど1年前にです ね危険な森戸を規制する森戸規制法という ものが試行されているんですでこの法律は 3年前にえ静岡県熱海市で起きた土砂崩れ がきっかけで作られましたうんでこの法律 え県や市など自治体が森戸に関する規制 区域を設けて区域内で行う戸については 許可が必要になるというものでして無許可 で盛した法人には最高で3億円の罰金が 課せられますうんこういった法律を きちんと作ったにも関わらずこの不正な 森戸というのがなかなか減らないむしろ 増えているこれはなぜなんでしょうかあの こちらを見ていただきたいんですけれども 実はあの森戸制法というのはですね今あの 4月時点で全国で14しか運用されてい ないんですよねこれはあの先ほど出てきた 規制区域というのの指定に時間がちょっと かかってしまっているということみたいな んですああの不正な森戸ですから区域を こう指定せずに最初からこう全部の土地を 規制したらいいんじゃないかなと思うん ですがそれはどうしてなんですかそうです ねこの規制法ではですね人の命に関わる ような場所を規制しなさいとなっているん でじゃどこが危ないのかっていうのを 見極めるのが時間がかかってるんですよね なるほどただ国道交通省の方では来年5月 までにま9割指定が完了するという風に見 ていますなるほどそのま指定が完了して 森戸製法が全国で運用されるようになれば 不正な森戸はこう減っていくということに なるんでしょうかそれが実はそうでもなさ そうでですねえこちらなんですけれどもえ こちらあの土砂がどうやって処理されるか の流れになっていますあのこう建設業者 から出ていくんですが実はすごくチェック が緩いんですね書類もあるんですがもう チェックなんかは系外化していますで一方 こちら下の方なんですけれどもこちらが 産業廃棄物の処理ですもう確認や報告など がたくさんあってもうデータが電子化もさ れていて厳しいんですでこれちょっと比較 してみていただくとまどれだけ土砂が緩い のかというのが分かると思いますでなんで じゃここまで緩のかっていうとですね実は 土砂っていうのは廃棄物じゃなくて リサイクルできるものなんだというそう いう位置づけなんですよねま実際にねま リサイクルもされてるということではある んですけれども今回VTRにあった福島や 栃木のような不適切な処理行われる背景 っていうのは何があるんでしょうかそう ですねあの土地え土砂を運ぶ時にですね 最終処分上に持っていくのにやっぱり料金 がかかりますなのでそこの料金を浮かせて しまおうという風な業者の考えがあったり とかはいあとはあの今都心でどんどん地下 が上がっていますよねそうするとどんどん 深く深く工事していって土がどんどん出て きてますでこれからもですねやっぱり開発 は続きますしインフラの整備が続きます土 というのはどんどんこれからも出てくると いう風に見られているんですね今後土砂は 増える一方そんな中でこの土砂の関わる 問題柳沢さんはどうご覧になっていますか 最終処分上の確保がなかなか難しいので うんなので恋にそのチェックが緩くなっ てるのではないかそれによって処分上を 実質上確保してるんじゃないかなっていう 見え方してしまうんですよねその最終処分 上っていうことで言うとえ原発から出る核 のゴミの最終処分上と問題の根幹の部分が なんか共通して見えてくるそんな気がし ますねなるほどあのVTRでもね最終処分 場はあるんだけれどももうほとんど いっぱいだということそうですね各地の 最終処分上がどんどん埋まっていって しまってるだから持てきどころがないと いうのが業者の方の悩みでしたうんその 最終処分上のま確保というのも必ず必要だ なという風に感じますしあの元受業者が 責任を持って確認するっていうことも必要 なのかなという感じぱり最後までちゃんと 行くよってことを講じした人が責任持た ないとやっぱりあの問題解決しないうん なるほどねルールの抜け穴を防ぐ対策と いうのもますしっかり作っとかないとね 土曜の夜はサタデーステーションニュース を丁寧にお伝えします

サタデーステーションは、私有地に無断で土砂を下ろす業者を独自取材。その現場から取り締まりが難しい背景が見えてきました。

高島彩キャスター:
スタジオには現場を取材した染田屋ディレクターに来てもらいました。よろしくお願いします。

板倉朋希アナウンサー:
VTRにもありましたように違法な土砂の投棄が相次いでいるということですが、実はちょうど1年前に危険な盛り土を規制する「盛土規制法」が施行されています。この法律は3年前に静岡県熱海市で起きた土砂崩れがきっかけで作られました。この法律、県や市など自治体が盛り土に関する規制区域を設けて、区域内で行う盛り土については許可が必要になるというものでして、無許可で盛り土をした法人には最高で3億円の罰金が課せられます。

高島彩キャスター:
法律をきちんとつくったにも関わらず、不正な盛り土がなかなか減らない、むしろ増えているのはなぜなんでしょうか。

染田屋竜太ディレクター:
実は、「盛土規制法」というのは4月時点で全国で14自治体しか運用されていないんです。先ほど出てきた規制区域の指定に時間がかかってしまっているということです。

高島彩キャスター:
区域を指定せずに、最初から全部の土地を規制したらいいんじゃないかなと思うんですが、それはどうしてなんですか。

染田屋竜太ディレクター:
この規正法では人の命に関わるような場所を規制しなさいとなっているので、じゃあどこが危ないのか見極めるのかに時間がかかっているんです。また、国土交通省では、来年5月までに9割の自治体で規制区域の指定が完了するというふうに見ています。

高島彩キャスター:
その指定が完了して「盛土規制法」が全国で運用されるようになれば、不正な盛り土が減っていくということになるんでしょうか。

染田屋竜太ディレクター:
それがそうでもなさそうなんです。土砂の処理は、建設業者から出て保管場所を経て最終処理場に行くのですが、実はすごくチェックが緩いんです。書類もあるんですが、チェックは形骸化しています。一方、産業廃棄物の処理は、運搬後の確認や報告などがたくさんあって、データが電子化もされていて厳しいんです。なぜ、ここまで土砂の処理が緩いのかというと、土砂というのは廃棄物じゃなくてリサイクルできるものという位置づけだからなんです。

高島彩キャスター:
実際にリサイクルされているということではあるんですけれども、今回VTRにあった福島や栃木のような不適切な処理が行われる背景には何があるんでしょうか。

染田屋竜太ディレクター:
土砂を運ぶときに最終処分場に持って行くのは料金がかかります。なので、そこの料金を浮かせてしまおうという業者の考えがあったり、また、今都心でどんどん地価が上がっていますよね。そうすると、どんどん深く深く工事して行って、土がどんどん出てきてます。これからも開発は続きますし、インフラの整備が続くので土砂はどんどんこれからも出てくるというふうに見られているんですね。

高島彩キャスター:
そうした中、土砂の抱える問題を柳澤さんはどうご覧になっていますか。

ジャーナリスト柳澤秀夫氏:
最終処分場の確保がなかなか難しいので、故意にチェックが緩くなっているのではないか、それによって処分場を事実上確保してるんじゃないかなという見方をしてしまうんですよね。その処分場ということでいうと、原発から出る核のごみの最終処分場と、問題の根幹の部分が何か共通して見えてくる。そんな気がしますね。

高島彩キャスター:
VTRでも最終処分場はあるけれども、もうほとんどいっぱいだということでしたよね。

染田屋竜太ディレクター:
各地の最終処分場がどんどん埋まっていってしまっている。だから、持っていき場所がないというのが業者の方の悩みでした。

高島彩キャスター:
最終処分場の確保というのも必要だなと感じますし、元請け業者が責任を持って確認するということも必要ですね。ルールの抜け穴を防ぐ対策が急がれます。
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