中村仁美「まさか我が家で聞くとは」夫の一言に仰天も…夫婦で抱く「共通の願い」.Hitomi Nakamura • Kazuki Ōtake • Summers.
今年の春から晴れて中学生となった長男君 部活に勉強にと親としては頑張ってほしい ものの見守る子育ての難しさを痛感する 中村さんがご自身の学生時代を振り返って 今の息子君に思うことは夫である様大竹 さんの口から出た意外な一言を受けて子供 たちに対して中村さんご夫婦が心から望む ことについて綴ってくださいまし た気がつけばもうすぐ夏休みじゃないです かは早い長男が中学生になれば一気に楽に なると思っていたのに4月から相変わらず 世話しない日々が続いています夫の海外 出張や泊まりロケ単独ライブが続いたこと もありますがそうじゃなくても以前に増し てバタバタしているよう な呼び名こそ変わりますが息子が一気に ジャンプアップするわけではなくそれは 小学生からの延長でしかありません なのに中学生になった途端一気に彼の生活 が見えなくなりまし た学校での様子はこちらからアプローチし ないとほとんど分からなくなりママとも 連絡網から知る話は初耳ばかりで息子に 聞くとえそうだけどとわざわざ報告の必要 ないでしょうみたいな返答をされ ます部活もないのに帰宅が遅く何していた のと聞くと学校で友達と話していたとと じゃあ連絡くらいしてよと注意するのです が連絡がない返信がない電話にも出ない 本人は5G形態のギガしゆえと主張してき ますがそんなはずないよなと小学生の次男 は学校からの連絡も密でお友達のこと学校 行事やテスト範囲次男の学力的なレベルに 至るまである程度把握できるのですがそう この4月から一向に心が落ちつかない世話 しなく感じてしまう要因の1つは把握し きれなくなった長男への不安から来るもの なのかも小鼻なれをしなくてはいけない 入学早々お友達と学校で長いしてくる なんて何よりじゃないか別にいいじゃない 成績が悪くても彼の人生なんだ からこれからは自分で選んで自分で決めて それに伴う結果と責任は彼が負うわけで 分かってはいるものの第 私も初めての中学生の親だからなのかどう にも心配でならないのです痴男三男に関し てはご自由にどうぞと思えるのですが長男 に関してはなかなかそんな風に割り切れ ないのが正直な ところ4月からの新生活携帯の使い方から 始まりテスト勉強のやり方も知らないしな 最初だけはなんて中間テストに至るまで あれこれ口うるさく言ってしまいました しかも彼は今テニスに夢中勉強はそこそこ テニスに軸足を置く友人が羨ましいようで 俺ももっとテニスがしたいだって俺は テニスで世界一になりたいからおいおい おいおい親が言うことではないけどさ世界 一 って週3回の学校の部活だけでは物足り ないようで自宅から少し離れた育成クラス のあるスクールにも通い時に私がコートを 約してプライベートレッスンをお願いし 試合慣れするために個人で大会に申し込ん だり子供がやりたいといったものに親とし てもできる限りの協力をしてあげたいと 思っていますこまめにコートの空情報を チェックして下2人を連れて送迎もするし スクール代だってばいますだってそのため に働いているんだ からただじゃあどこまでそのお金と労力を かけるのか長男だでなく我が家には次男 三尾もいます世界で活躍するアスリートは 大抵の方が幼少期の親の大なる協力に感謝 の言葉を述べているのを見聞きします息子 の仲良しの友人は野球をやっていますが 学校の部活には入らず競合のクラブチーム に入り一家ソでで協力 体制プロになって欲しいなんて思わないし そもそもそんなに簡単になれるものなんて 思ってはいませんが息子のやりたいと思う 気持ちは大切にしたいでも何十年も前の 自分の頃と比較するのは不毛ですが教職員 の働き方改革も叫ばれる今の時代部活動は 学校内で完結ではなくなってきているよう ですスポーツを楽しむのかそれとも価値に 関わるのか結果を残したいなら親の サポートも必須そんな長男は帰宅後は疲れ てゴロゴロしながらYouTubeテニス ばっかりで大丈夫いつ勉強するの中学生 勉強と部活のバランスそれは子供が決める ことなんでしょうけど
さまぁ~ずの大竹一樹さんとの結婚後、母として、妻として、そして一人の女性として、感じたこと、考えたことを、フリーアナウンサー中村仁美さんならではの目線で綴るFRaU Web連載「騒がしくも愛おしい日々」(隔月更新)。