【“医療崩壊”の心配も?】この夏「新型コロナ」が急増、ナゼ? 「熱中症」と似た初期症状 手足口病も流行【#みんなのギモン】
今日の疑問はこちらですコロナ急増この夏 の注意点はということですま新型コロナ ウイルスの感染者の数が実は9州連続で今 増加しているんですねで1ヶ月前と比べて みてもおよそ2倍2まで急増しているん ですそこで今日のポイントがこちらです はい最新の変異株KP3とはそしてもう1 つ同時に流行手足口病ですでまずこちら からていきたいと思いますあの厚生労働省 によりますと今月1日から7日までの1 週間に全国の停点医療機関から報告された 新型コロナウイルスの感染者数は1医療 期間あたり8.0人えこれが全国のおよそ 5000の医療機関からの報告でしてま1 週間でこう4万人ほど新たに発症している ということになりますで全ての都道府県で 前の州と比べて増加してるのま地図この上 の矢印が向いていると思うんですけれども はい鹿児島県ではこちら1両期間あたりの 感染者数が1週間で20人を超えさらに 沖縄で言いますと29.97ということで 30人近い状況なんですねうんあの私も6 月下旬感染しましてその時も周りですごく 流行ってるよということを医療機関で言わ れたんですけれどもさらにま感染者数が今 増えているという状況でかつ周りでも聞き ますね感染のいうんそうですよねあの東京 都内のクリニックではこのままのペースで 患者が増え続けると医療崩壊が起きそうだ という危機感を抱くようなそういった状況 だというんですではなぜ今この新型コロナ ウイルスの感染者が増えているのかあの 伊藤王子神や内科外科クリニックの伊藤 委員長にお話を伺ったところ2つの要因が 考えられるということなんですでこちら見 ていきたいと思います1つ目が新たな変異 株の流 とそして要因2つ目今年の異常な熱さとさ はいいうことなんですで今この流行して いるのがKP3という変異株でこちらが 感染力が高く変異株なのでま今のこの ワクチンの効果というのが効きにくいと いうことで感染者が増えているそうなん ですねはいそして要因2つ目の今年の異常 な暑さということで見ていきますと今年は 暑さに体が慣れる前にもう猛暑日となる など本当に異常なアさになっていますが それによって自立神経が乱れ免疫力がこう 下がっているということなんですねはいで ま自立神経が乱れてこ食力も落ちて免疫力 が下がっているということがこう影響して いるわけなんです斎藤やっぱあれですよね このやっぱこう疲れてきたりま暑いと寝 られないだからそうすると免疫力も下がる のでなんとなくねやっぱこう免疫力高めて おくためにちゃんと休んでおくの大かも しれうんうん体の状態ってのは本当に大切 ですからねはいでまた先生のクリニックで は発熱で新型コロナウイルスを疑って受信 した患者さんが熱中症だったケースもあっ たそうなんですはいというのもこちらご覧 いただきたいと思うんですがま新型コロナ ウイルスと熱中症というのは初期症状が どちらもま検体感頭痛発熱と似ているん ですまあの熱中症に関しては発熱ま熱が 出る方出ない方もいらっしゃるということ なんですけれどもこういった似た初期症状 があるということなんですで熱中症ではま 目まい手足のしびれ意識障害応答まこう いった症状も出てきまして新型コロナ ウイルスはこの喉の痛み石や炭鼻水下痢 などの症状もある人がいるということなん ですまあのここ重なっていますけれども 初期症状ではこう私たち素人でなかなか 見分けることができないということですの で自己判断はしないで受信するのがいいと いうことですうんどうしてもね周りに 流行ってるとこう自分で決めつけてね きっとこうじゃないかっていう風に思わ れる方いるかもしれませんけども初期の 対応をね謝っちゃいますとなかなか回復 までも時間かかりますからねなるべくこう お医者さんの診断を受けて早めに正しい 対処をしてほしいですよね私も実際あの どっちかわからなくて発熱してでもなんか その日暑かったので熱中症なのかなと疑っ てたんですようん検査キットで陰性だった のでやっぱ違うかなと思いながらもやっぱ 一応やっぱ医療機関行って検査しようと 思ったらコロナだったっていうことなんで やっぱ自分ではちょっと判断つかなかった ですねそうですね自己判断をしないという ことが大切になってきますはいでコロナ 患者の増加に伴いまして最近増えているの がこちらなんですねはいあの免疫性肺炎と いうものなんですあの新型コロナウイルス に感染した初期に起きるのはこちら ウイルス性肺炎まウイルスに肺を攻撃され 肺炎が切るというものなんですでこちらは 重症化しにくいと言われているんですが こちらの免疫性肺炎はですね発症から1 週間以上経った2周目3周目に起きる人も いるという肺炎なんですでこちらについて はこのウイルス性肺炎のようにウイルスが 肺を攻撃しているわけではなく体に残って いるウイルスに対してこうウイルスを撃退 しようと免疫が頑張りすぎてしまって肺に 炎症を起こすものでこちらは症状も強く 長引く傾向があるということなんですねう そちらの方が症状が強いというのは ちょっとね心配ですけれどもじゃもしこう 症状が回復してもまたぶり返したり あるいは長引いたりした時にはこの免疫性 肺炎っていうのを少し伺疑った方が良さ そうですかうんうんそうですねこう時期の あの時間の経過ととにこうやって出てき ますのでそこでまた判断するということも できますねはいでそしてですねあの小さお 子さんの間でこう流行しているのが2つ目 のポイントになってきます同時に流行する 手足口病ですねはいあの手足口病あの私の 息子も先週なりましてあ大変だったねじゃ であの保育園とかでもあのやっぱり流行っ てるっていうの聞きましたし小児間先生も おっしゃってたのでやっぱ身近なところで でも子供が割とかかるっていうイメージな んですけど最近あのうん大人もかかっ たっていう話も聞いたのでだいぶ流行が 積んでるのかなっていう気もします症状が ひどくなるんですよね大考とねそうなん ですま感染ルート色々あると思うんです けれども例えば子供から親子さんに移って しまうと親が重症化するというケースも 起きているんですあのこの手足口病という のはですねこの手足や口に水宝上の発信が できるウイルス性の感染症でこちらも今月 7日までの1週間で停点あたりの患者報告 数が 11.4Nとですねあのこちらも15周 連続で増えているんですねであの都道府県 別で見てみますと警報の目安とされる5人 を超えているのが実に38の都県に登るん ですうんで子供を中心に夏に流行する イメージですけれどもま子供からこう大人 が感染し重症化するといったことも多いの で改めて注意が必要になってきます斎藤 さんまこう考えるとこの夏そのえ熱中症 新型コロナウイルスで手足病いろんなのが うん流行ってるじゃないですかどういう 対策をしたらいいんですかねはいいやもう 本当にそうですよねどうしたらいいんだっ ていう話になってくるんですがあのまずは ですね感染症対策としてやはりこのこめに 手洗いをするということがありますただ ですね手足口病のウイルスはアルコール 消毒では完全に消すことができないという ことですので石鹸を使ってしっかり手を 洗うということが大切ですで外から帰っ たら手洗いういまさらにはですね入浴で 全身を綺麗に洗うこともはい大切だという ことでしたはいでまたコロナやですねこ 手足病の末感染防止にはマスクも有効なん ですがま熱中症予防の観点からですね屋外 などの厚い場所でつけているのはやはり 危険だとなかなかこの厚さでマスクを つつけるのは難しいということなんですで 例えば伊東委員長によりますと混雑した 乗り物の中や病院ではマスクをするうんと いったまこうピンポイント状況に応じて ぜひマスクを使ってくうん [音楽] はいでそして熱中症予防には適切な エアコンの使用も大切なんですがこレキを 逃がさないようにとずっと窓を締め切っ てるのは感染症対策としてはNGだという ことなんですねでまやはり少し暑くなるか もしれませんがこまめに換気をするように も気をつけてほしいということですねあの 私も家に帰ってくると家中が暑いので夜 ちょっと気温が下がった時間帯に換気する ようにしてるですうん お夏ちょっと続けたいですねうんそうです ねあのま換気をして熱い空気入ってきて しまうとねそのまた熱中症のリスクっての 上がるんですけども効果的にそういった 空調なども使ってやっていきたいなという 風に思っていますはいで特に自分だけでは なく先ほど初期症状が似ているという話も しましたのでぜひ周りのお子さんや高齢者 の様子にもですね気を配って周りにも声を かけっていけたらなという風に思います はい
異常な暑さのこの夏、新型コロナウイルスの感染者数が急増しています。初期症状は熱中症と似ているため、自己判断は禁物。時間差で症状が現れる「免疫性肺炎」にも要注意です。手足口病も同時流行し、大人が重症化するケースもあります。対策を考えます。
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https://news.ntv.co.jp/category/life/cfd3614bed2743d599faabb798679f93
そこで今回の#みんなのギモンでは、「コロナ急増 この夏の注意点は?」をテーマに、次の2つのポイントを中心に解説します。
●最新の変異株「KP.3」とは?
●同時に流行「手足口病」
■1週間で…4万人ほどが新たに発症
山崎誠アナウンサー
「新型コロナウイルスの感染者数が、9週連続で増加しています。1か月前と比べると約2倍にまで急増しています」
「厚生労働省によると7月1日~7日の1週間に、全国の定点医療機関から報告された新型コロナウイルスの感染者数は、1医療機関あたり平均で8.07人。これは全国にある約5000の医療機関からの報告で、1週間で4万人ほど新たに発症しているということになります」
「全ての都道府県で前の週と比べて増加しています。鹿児島県では1医療機関あたりの感染者数が1週間で20人を超え、沖縄県では29.92と30人近い状況です」
鈴江奈々アナウンサー
「私も6月下旬に感染し、その時も医療機関に『周りもはやってるよ』と言われました。今はさらに感染者数が増えている状況で、かつ周りでも感染の話は聞きますね」
■新型コロナの感染者増、2つの要因
山崎アナウンサー
「東京都内のクリニックでは、このままのペースで患者が増え続けると医療崩壊が起きそうだという危機感を抱くような状況だといいます。ではなぜ今、新型コロナの感染者が増えているのでしょうか?」
「いとう王子神谷内科外科クリニックの伊藤博道院長に聞いたところ、2つの要因が考えられるということです。1つ目は新たな変異株の流行、2つ目は今年の異常な暑さです」
「今流行しているのがKP.3という変異株で、感染力が高く、変異株なので今のワクチンが効きにくいことから、感染者が増えているそうです」
「そして暑さについて。今年は暑さに体が慣れる前に猛暑日となるなど、異常な暑さとなっています。それによって自律神経が乱れ、食欲も落ち、免疫力も下がっていることが影響しています」
斎藤佑樹キャスター
「疲れてきたり、暑いと寝られなかったり。そうすると免疫力が下がるので、免疫力を高めておくために、ちゃんと休んでおくのが大事かもしれないですね」
■倦怠感や頭痛…熱中症と似た初期症状
山崎アナウンサー
「体の状態は本当に大切ですからね。伊藤院長のクリニックでは、発熱で新型コロナを疑って受診した患者さんが熱中症だったケースもあったそうです。というのも新型コロナと熱中症は、初期症状がどちらも倦怠(けんたい)感や頭痛、発熱と似ています」
「熱中症に関しては熱が出る方も出ない方もいますが、初期症状が似ているということです。熱中症ではめまい、手足のしびれや意識障害、おう吐といった症状が現れます。新型コロナはのどの痛みやせき・たん、鼻水、下痢などの症状がある人もいます」
「初期症状について私たち素人ではなかなか見分けることができないので、自己判断はしないで受診するのがいいということです」
森圭介アナウンサー
「どうしても周りではやっていると、自分で決めつけて『こうじゃないか』と思われる方がいるかもしれませんが、初期の対応を誤ってしまうと、なかなか回復まで時間がかかります。なるべくお医者さんの診断を受けて早めに正しい対処をしてほしいですよね」
鈴江アナウンサー
「私も実際どっちか分かりませんでした。発熱して、でもその日暑かったので『熱中症なのかな』と疑っていました」
「自宅の検査キットで陰性だったので『やっぱり違うかな』と思いながら、一応医療機関で検査しようと思って行ったら新型コロナでした。自分では判断つかなかったですね」
■発症2~3週目でも…免疫性肺炎とは
山崎アナウンサー
「自己判断しないことが大切になってきます。新型コロナ患者の増加に伴って最近増えているのが、免疫性肺炎です。伊藤院長に聞きました」
「新型コロナに感染した初期に起きるのはウイルス性肺炎です。ウイルスに肺を攻撃されて肺炎が起きますが、重症化しにくいと言われています。それに対して免疫性肺炎は、発症から1週間以上経った2週目、3週目に起きる人もいるという肺炎です」
「これはウイルスが肺を攻撃しているわけではなく、体に残っているウイルスを撃退しようと免疫が頑張りすぎてしまって炎症を起こすものです。症状も強く、長引く傾向があるということです」
河出奈都美アナウンサー
「免疫性肺炎の方が症状が強いというのは心配ですが、もし症状が回復してもまたぶり返したり、長引いたりした時には免疫性肺炎を疑った方がよさそうですか?」
山崎アナウンサー
「そうですね。時間の経過とともに(症状が)出てきますので、そこで判断するということもできますね」
■手足口病、38都府県で警報レベル超
山崎アナウンサー
「小さなお子さんの間で流行しているのが、手足口病です」
鈴江アナウンサー
「私の息子も先週なりました。保育園などでもはやっていると聞きましたし、小児科の先生もおっしゃっていました。子どもがかかるというイメージなんですけど、最近は大人もかかったという話を聞きました。だいぶ流行が進んでいるのかなという気もします」
森アナウンサー
「大人がかかると症状がひどくなるんですよね」
山崎アナウンサー
「感染ルートはいろいろあると思うのですが、例えば子どもから親にうつってしまうと親が重症化するケースも起きています。手足口病は、手足や口に水泡状の発疹ができるウイルス性の感染症です」
「7月1日~7日の1週間で報告された1医療機関あたりの感染者数は11.46人と、15週連続で増えています。国立感染症研究所IDWR速報データに基づき都道府県別で見ると、警報の目安とされる5人を超えているのが38都府県に上ります」
「子どもを中心に夏に流行するイメージですが、子どもから大人が感染して重症化することも多いため、改めて注意が必要です」
■医師に聞く…感染症対策の基本
斎藤キャスター
「この夏、熱中症・新型コロナ・手足口病といろんなものがはやっています。どういう対策をしたらいいんですかね?」
山崎アナウンサー
「伊藤院長によると、まずは感染症対策として小まめに手洗いをすることがあります。ただ、手足口病のウイルスはアルコール消毒では完全に消すことができないので、石けんを使ってしっかり手を洗うことが大切です」
「外から帰ったら手洗い・うがい、さらには入浴で全身をきれいに洗うことも大切ということです」
「また新型コロナや手足口病の飛まつ感染防止にはマスクも有効ですが、熱中症予防の観点から、屋外などの暑い場所で着けているのはやはり危険。なかなかこの暑さで着けるのは難しいです」
「そこで、例えば混雑した乗り物の中や病院ではマスクをするといった、ピンポイントで使ってくださいということでした」
「熱中症予防には適切なエアコンの使用も大切ですが、冷気を逃がさないようにとずっと窓を閉め切っているのは、感染症対策としてはNGだということです。少し暑くなるかもしれませんが、小まめに換気をすることにも気を付けてほしいといいます」
鈴江アナウンサー
「家に帰ってくると中が暑いので、夜にちょっと気温が下がった時間帯に換気するようにしています。マスクをピンポイントで使うなど、夏だからこそできる感染対策は続けたいですね」
山崎アナウンサー
「換気して暑い空気が入ってくると熱中症のリスクは上がりますが、効果的に空調なども使っていきたいです。初期症状が似ていることもあります。自分だけではなく周りのお子さんや高齢者の様子にも気を配り、声をかけ合っていけたらなと思います」
(2024年7月16日放送「news every.」より)
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