飯沼愛『南くんが恋人!?』道枝駿佑『マルス』を超える惨敗スタート 令和で頭ポンポンのズレ具合…オールドファンだけが頼みの手詰まり状態
飯沼愛(20)主演の連続ドラマ『南くんが恋人!?』(テレビ朝日系/火曜よる9時)の第2話が、7月23日に放送される。16日放送の初回拡大スペシャルは世帯平均視聴率が4.6%(すべてビデオリサーチ調べ/関東地区)と、全話平均3.9%で同枠最低記録を更新した、前期『マルス-ゼロの革命-』の初回5.7%を下回る厳しいスタート。今後も数字を上げていくのはなかなか難しそうだ。
同ドラマは、内田春菊氏のコミック『南くんの恋人』(青林堂)が原案で、飯沼が女子高生・ちよみ役でGP帯ドラマに初主演する。これまで同コミックは特別編を含め5度テレビドラマ化されており、ちよみは、1990年に石田ひかり(52)、94年に高橋由美子(50)、04年に深田恭子(41)、15年に山本舞香(26)が演じている。
9年ぶりのリメイクで、ある日突然、恋人が15センチになってしまう設定こそ男女で逆転しているものの、本筋の内容は特に変わらないようだ。
第1話は、湘南の海にほど近い街で暮らす堀切ちよみは、幼なじみでバスケットボール界のスター、“南くん”こと南浩之(八木勇征/27)が恋人。ちよみは、高校生活最後のバスケットボールの試合で、シュートチャンスを親友の奈美(大和奈央/17)に譲ってしまったことを後悔していたが、南くんが慰めと励ましの言葉をかけ、2人はキスをした。
その後、南くんの大学バスケ部の試合を応援に行くと、ちよみは、南くんがバスケ部コーチ・佐川(武田玲奈/26)と親しげに会話する様子を目にする。試合後、自分には入り込めない雰囲気に疎外感を感じたまま、ちよみは待ち合わせ場所の鎌倉海浜公園に行くが、なぜか南くんは来ない。その頃、南くんは交通事故に遭った衝撃で小さくなっていて……という展開。
視聴者のX(旧ツイッター)上の反響は、《高橋由美子のはバッドエンドだし、深キョンのも元に戻れないから少し悲しい気持ちになるんだけど、山本舞香のは完全なハッピーエンドだから一番好き。今回はハッピーエンドがいいな》など、どんなラストかを気にする声が多い。過去作のファンが見ているようだが、それ以外に支持は広がるのだろうかーー?