G7 イランの対露支援を非難 ウクライナ軍はロシア西部で橋を連続攻撃
G7＝主要7カ国の外相は14日、イランがウクライナに侵攻するロシアに弾道ミサイルを供与したとして、非難する声明を出し、支援の停止を求めました。声明は、イランによる弾道ミサイルの供与を「可能な限り最も強い言葉で非難」し、「ロシアがイランの無人機などを使用してウクライナ市民を殺害している」と指摘しました。その上で、弾道ミサイルなどの供与は「ウクライナだけでなく、ヨーロッパや国際社会への直接的な脅威」だとして、イランに対し、ロシアへの全ての支援を即時に停止するよう要求しました。アメリカのブリンケン国務長官は10日の会見で、イランの弾道ミサイルがすでにロシア側に引き渡され、数週間以内にウクライナへの攻撃で使用される恐れがあるとの見方を示していました。こうした中、イギリスの国防省は14日、ウクライナ軍が、越境攻撃を続けるロシア西部クルスク州で、セイム川に架かる橋を連続で攻撃しているとの分析を発表しました。ロシア軍による反撃が本格化する中、補給を妨害する狙いがあるとみられます。
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