「とんねるず」木梨憲武
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 「とんねるず」の木梨憲武(62)が22日深夜放送のTOKYO FM「TOKYO SPEAKEASY」(月~木曜深夜1・00)に出演。自身の親友役を自らオファーした同学年の大物俳優を明かした。

 この日は俳優の中井貴一と出演。2人で同学年で、劇作家で映画監督の三谷幸喜氏が脚本を務めた映画「竜馬の妻とその夫と愛人」(監督市川準、2002年)で共演。それまでバラエティーでの共演はあったものの、同作で本格的に初共演したことをきっかけに、飲食やゴルフなど親交を深めたという。

 初共演の映画から20年以上、木梨主演のフジテレビ系ドラマ「春になったら」(今年1月クール)で再び共演。この時は小学校時代からの親友という役どころで、第4話で登場した。

 木梨は「第4話に私の同級生の役、(スタッフから)“小学生から一緒の親友、誰がいいですか?”って(聞かれて)。数秒で“キイチ・ナカイ、中井さんお願いしたい。俺が電話しますから”って。制作よりも先に連絡して」と話した。

 中井には「またお願いがある」と電話をしたそうで「お願いばっかりなんだけど、基本的に」と苦笑。「こういうお芝居が始まるんだけど、第4話、同級生の役で、いい話だと思うんだけど、台本を1回読んでもらって、やってくれないかな」と直絶電話でオファーをしたといい、「1回読んでみるって。それで応えてくれたから」と中井が快諾してくれたことに感謝した。

 中井は「いまさ、これだけSNSの時代で木梨君ぐらいだから。普通、LINEに残しておきますとか、メールに残しておきますから。いまだに直接電話でかかってきて」と困惑。それでも、木梨は「ダメなんだよ、そんな。心を文字にしちゃ。お願いごとなんて特に」とキッパリ。「本当は電話じゃなくて、中井さんの家の前に行って、“はい、どうだろう”って。でも悩んでくれて、“分かりましたよ”ってすぐ答えをくれたからうれしかったな」と振り返った。

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