MLB=ドジャース、4年ぶりWシリーズ制覇なるか 鍵は投手陣

MLBで大谷翔平選手(写真中央)を擁するドジャースは、ここ数年のポストシーズンでの悪夢を振り払うべく25日からヤンキースとのワールドシリーズに臨む(2024年 ロイター/USA TODAY Sports)

[ロサンゼルス 24日 ロイター] – 米大リーグ(MLB)で大谷翔平選手を擁するドジャースは、ここ数年のポストシーズンでの悪夢を振り払いワールドシリーズに駒を進め、25日からヤンキースと激突する。

ドジャースは2020年にワールドシリーズを制覇したが、この年はコロナ禍による短縮シーズンだったため、その価値に懐疑的な意見もある。その後も3年連続でレギュラーシーズン100勝以上と圧倒的な強さを見せたものの、ナ・リーグ優勝に届かなかった。

この結果を受け、ドジャース首脳陣は「今すぐ勝つ」モードに突き進み、昨オフに大谷を獲得。その大谷はMLB史上初の「50本塁打、50盗塁」を達成するなど期待に応えた。ポストシーズンでは主力のフレディ・フリーマン一塁手が負傷するアクシデントに見舞われたが、ワールドシリーズ初戦ではラインナップに入るとみられている。

また、ドジャースの先発投手陣は故障者続出という問題を抱えているが、初戦はジャック・フラハティ投手、第2戦は山本由伸投手の好投が期待されている。フラハティはメッツとのナ・リーグ優勝決定シリーズで3回8失点と乱れたが、デーブ・ロバーツ監督は「ジャックは前回を含め、チームにとって本当にいい仕事をしてくれた。状態は良好で、いい投球をしてくれると思う」と期待を寄せた。

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