清原果耶に危機再び 『マイダイアリー』惨敗スタート『海のはじまり』になれず…若手脚本家起用も雰囲気倒れの懸念
清原果耶(22)主演の連続ドラマ『マイダイアリー』(ABC制作、テレビ朝日系/日曜よる10時15分)の第2話が、11月3日に放送される。10月20日放送の第1話は、平均世帯視聴率(ビデオリサーチ調べ/関東地区)が3.4%で、同枠の初回として歴代最低を記録。不穏なスタートとなってしまった。
同ドラマは社会人1年目の恩村優希(清原)が、大学時代を共に過ごした仲間とのなにげない日常と、そのつながりをノスタルジックに紡いでいく、兵藤るり氏によるオリジナル脚本のヒューマンドラマ。清原に加え、佐野勇斗(26)、見上愛(23)ら旬の若手俳優、伸び盛りの若手脚本家を起用したが、これが裏目に出てしまったかもしれない。
第1話は、優希は映画を観終わった後、言葉少なに冷めたポップコーンを食べ続ける徳永広海(佐野)を切なく見つめている。広海が優希にそっとキスすると、優希は「行くね」と言ってその場を去り、空になったポップコーンボックスをゴミ箱に捨てる。優希は涙を浮かべながら広海と出会った頃を思い出し、彼と出会った頃の日記を読み返す。
それは2年前の4月。大学3年生になった優希は、桜の木の下で数式を夢中に書き留める広海と出会う。2人は静かに視線を交わすが、次の瞬間、広海はリュックを置いたまま足早に去っていった。残された優希は、名前も知らないリュックの持ち主を同級生の白石まひる(吉川愛/24)、長谷川愛莉(見上)と一緒に探すことに……という展開。
X上では《すごいことは起きないけど、誰かの日常にカメラを回した感じの質感好き》《柔らかな雰囲気がよかった。誰も嫌な人が出てこないのも、日曜の夜には丁度いい》など、心地よい雰囲気に称賛の声が集まる一方、《めちゃくちゃ地味な内容、物語がつまらない》《終始スローテンポで劇的展開もなく、もう少し刺激がほしい》など、波風のない展開に辛辣な意見も。