エジプトのスエズ運河で愛媛県の船会社が所有する貨物船が座礁し、通航が一時、ストップした事故で、当局は足止めされていた400隻以上がすべて運河を通過したと発表しました。
スエズ運河庁は3日、貨物船「エバーギブン」の座礁で足止めさせられた422隻のうち、残っていた61隻すべてが運河を通過したと発表しました。
運河を一日に通れる船の数は限られることから、先月29日に貨物船の移動に成功した後も渋滞が続いていました。
ただ、新たに運河の入口に到着した船も多く、完全な混雑解消には時間がかかる見込みです。
運河庁は事故原因究明のため調査を続けていて、補償請求額は10億ドル、約1100億円を超えると試算しています。
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