エジプトのスエズ運河で大型貨物船が座礁した事故から6日、船を動かすことに成功し、運河の航行が再開されました。

 29日、運河をふさいできた貨物船「エバー・ギブン」が岸から離れ、地中海方面へと移動を始めました。

 スエズ運河庁は会見で、今後事故原因について調査を行い、補償を求める考えを示しました。

 また運河の航行が再開されたことを明らかにし、30日朝までに113隻が通過する見込みだということです。

 運河の入り口で再開を待つ船の数は422隻にまで増えていて、船の渋滞が解消するには今後4日程度かかる見通しです。
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