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あと100日 東京五輪へ期待高まる 開催地、選手は(静岡県)


東京オリンピックの開幕まで4月14日であと100日。会場となっている県内各地では大会への期待が高まっています。また、夢舞台を目指す県内アスリートが意気込みを語りました。

 自転車ロードレースの会場・小山町では、オリンピックを盛り上げようと大会100日前イベントが行われました。さらに!
<中西結香記者>「自転車競技のコースとなっている須走本通りです。こちらには、41個のフラッグが飾られ、商店街を彩っています」
<小山町民>「オリンピックが近づいたんだなと思う」「集まればそれなりに活気づくと思うが、不安なことはやっぱりコロナ」
 こちらはボランティアが着るユニホームです。開催されるかは不透明なままですが、本番に向けて準備は着々と進んでいます。
<オリンピック・パラリンピック調整室 高柳宏則班長>「残り100日ということで、県としてもできることを短い時間でしっかりやっていく」

<飯塚翔太選手>「自分が小学生のときから、エコパも草薙も走っているところ。そこで今季のスタートを切れるのはうれしい」
 週末、ここ静岡でシーズン最初のレースに臨んだのが、リオ・オリンピック銀メダル、御前崎市出身の飯塚翔太選手です。飯塚選手は3度目のオリンピック出場を目指してギアをあげています。
<飯塚翔太選手>「100日だとあっという間に東京五輪が来る。選考会を考えると、もう100日もない。あと2か月後の選考で東京五輪代表が決まる。そこから本番までの準備と考えると1か月しかない。しっかり仕上げたい」
 一方、伊豆を舞台とする自転車競技で頂点をねらうのが、世界女王の梶原悠未選手です。2年前から伊豆に拠点を移し、ここ静岡を第2のふるさととして本大会を待ちます。
<梶原悠未選手>「いよいよ東京五輪が近づいてきているという感覚がある。カウントダウンのアプリで、ネーションズカップとオリンピックに人みたいのが近づいていく」
 梶原選手はいつ取材をしても不安は口にせず、常に前を向くのです。
<梶原悠未選手>「残り100日を切って、これからの100日で大切にしたいことは、いつもきょうのベストを尽くすことを大切にしていきたい。1日1日を大切に、その日できることを精一杯準備していって、東京五輪の舞台ではオムニアム種目で金メダルを獲得したい」