東京オリンピック・パラリンピックの観客数の上限についての最終判断が来月以降にずれ込むことが大会関係者への取材で分かりました。

 先月開かれた組織委員会や国際オリンピック委員会などの5者協議で、東京大会の観客数の上限の基本方針については今月中に示すとしていました。

 しかし、大会関係者によりますと、変異ウイルスの感染状況がいまだ見通せない状況であることから、今月の段階では基本方針を暫定的なものにとどめ、最終判断が来月以降にずれ込むことが分かりました。

 現在は観客を入れることを想定して準備を進めていますが、今後の感染状況によっては無観客での開催もあり得るということです。
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