IOC(国際オリンピック委員会)のバッハ会長が、東京大会を開催するためには「犠牲が必要」と発言したと海外メディアが報じました。

 インドのPTI通信は、バッハ会長が22日、国際ホッケー連盟のオンライン総会で、東京オリンピックを開催するためには「いくつかの犠牲を払わなければならない」と発言したと報じました。

 そのうえで、「選手たちは間違いなくオリンピックの夢を実現できる」と述べたとしています。

 ただ、この時、「全員の安全と安心が最優先だ」とも話していて、大会開催のために日本国民の安全が犠牲になることを示したのかは不明です。

 バッハ会長は、海外からの観客受け入れを断念した際には、「安全のために私たちがしたいと望む多くのことを犠牲にしなければならない」と語っていました。

 IOCは現時点でANNの取材に回答を寄せていません。
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