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システム障害あった東証に金融庁が立ち入り検査へ(2020年10月20日)

金融庁は東京証券取引所で今月に発生したシステム障害を受け、近く東証に立ち入り検査を実施する方針です。

 東証では1日に機器の一部が故障したところ、バックアップ機能が正常に働かず、すべての銘柄で終日、取引が停止しました。東証は19日、機器の設定にミスがあったことやマニュアルの不備を認めました。金融庁は1999年に東証の取引がシステム化されて以降、初めて終日にわたって取引が停止した事態を重く見ていて、東証が先週に提出した報告書を踏まえて障害の原因や内部の管理体制を確認することにしています。金融庁は近く、立ち入り検査を実施し、行政処分も検討する方針です。
[テレ朝news]