アメリカ国務省が、日本への渡航警戒レベルを最も厳しい「渡航中止」に引き上げました。オリンピックまで、2カ月を切ったタイミングでの発表に、波紋が広がっています。
カウンターの前には行列。さらには、防護服に身を包む人たち。アメリカ・ロサンゼルスの空港は大勢の旅行客などでにぎわっています。しかし、日本へ行く人は少ないかもしれません。
アメリカ政府はワクチンの完了した人も日本への渡航は避けるべきだと警告しています。
アメリカ国務省は24日、日本への渡航警戒レベルを4段階のうちの最も高い「渡航中止」に引き上げました。
東京オリンピック開幕まで約2カ月を切ったタイミングでの引き上げ。この事態にアメリカ・オリンピック委員会は、コメントを発表しました。
アメリカ・オリンピック委員会:「選手やスタッフに感染予防策を講じ、渡航前と到着時、大会期間中にも検査を行うため、アメリカ代表チームの安全な大会参加に自信を持っている」
新型コロナウイルスによる死者が30万人を超えたインド。首都ニューデリーを管轄するデリー首都圏政府はワクチン不足で18歳から44歳に対する接種を中止し、「対象の接種会場はすべて閉鎖する」としています。
タイの首都バンコクにある国内最大規模の接種会場。実はここ「駅」なんです。24日から運用を開始し、初日は事前予約をしたバスやタクシーの運転手らがシノバック製のワクチンを接種しました。
コロナ対策として注目が集まっています。感染者が出す特徴的なにおいを、訓練された探知犬がかぎ分けられるとの研究結果をイギリスの大学などの研究チームが発表しました。
研究チームは探知犬6頭が衣類やマスクなどに付いた新型コロナの臭いを検知できるかを実験。その結果、約82%から94%の精度で新型コロナを検知できたということです。
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