「ストックホルム症候群」の語源となったスウェーデンの歴史的強盗事件を描いたイーサン・ホーク×『ブルーに生まれついて』監督最新作!『ストックホルム・ケース』。スウェーデンで最も愛された銀行強盗犯を演じたマーク・ストロングが語る映像インタビュー解禁!
イーサン・ホーク×『ブルーに生まれついて』ロバート・バドロー監督との再タッグで話題となっている『ストックホルム・ケース』が、2020年11月6日ヒューマントラストシネマ渋谷、シネマート新宿、UPLINK吉祥寺他にて全国公開となる。
今までにないクレイジーでハイテンションな強盗犯ラース役を魅力いっぱいに演じるイーサン・ホークをはじめ、不運にもラースの人質になるが、どこか憎めない彼に不思議な感情を芽生えさせていく銀行員ビアンカに『ミレニアム』シリーズや『プロメテウス』のノオミ・ラパス。ラースの犯罪仲間グンナー役を『キングスマン』シリーズや『裏切りのサーカス』などで知られる英国出身の名バイプレイヤーであるマーク・ストロングが演じるなど、実力派たちの演技アンサンブルは必見!
製作には『ゲット・アウト』『アス』などのヒットメーカー、ジェイソン・ブラムが参加、制作陣には人気俳優ウィル・スミスの会社も名前を連ねている。
この度、銀行強盗を実行したラースの犯罪仲間、グンナーを演じたマーク・ストロングの映像インタビューが到着した。
事実に基づいて制作された本作について「実際に起きたことを描写する必要はない。だけど実際に起きたことを、監督は別の次元に作り変えた。スリラーとダークコメディが、混ぜ合わさった好奇心をそそる作品が出来上がったと思う。」さらに「ドキュメンタリーならば、このイカれた状況が伝わらなかった。」と監督を大絶賛。
「撮影開始から数日後に私はようやく加わった。イーサンはカウボーイ・ハットを被り、革ジャンにカツラとヒゲで空中に発砲し大声で叫んでいた。僕は状況に順応するためには、やや普通の男として加わろうと思った。グンナーは割と静かで思慮深い男だ。イーサンが警察のどちらかに味方するか決めかねていた。だから僕にとって、静かな男は演じやすかった。」と自身の役について振り返る。「スウェーデンでは有名な悪党だが、不思議なことに人々に愛されていた。犯罪者が有名になると興味深いことが起きて、一般の人々が犯罪者の地位を高めていく。ロックスター気取りで警察官を小バカにする場面もあるし、銀行に到着した時も報道官が詰めかけた。グンナーの人気をうまく描く必要があった。」と本物の犯人と差別化したことを話す。
撮影方法については「初めての時系列撮影はすばらしかったけど、事前に説明された時は信じられなかった。撮影地で要求はころころ変わるからだ。だが今回の撮影はほぼ順番通りに行われていた。」と秘話を明かす。「イーサンと僕の関係においても、毎日撮影を重ねて結びつきが強くなっていった。彼とビアンカの関係も同じだと思う。撮影中でも登場人物たちに自然と感情の変化が起きるのは当然だ。とても役に立った。正直なところ僕は常に共演者が好きになる。撮影中も撮影をしていない時も、ありとあらゆる話をしてお互いを知った。志を共にする仲間のような感じだった。」と語った。
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