新型コロナウイルスの感染拡大が収まらないことを受け、恒例行事にも影響が出ている。
岩手の初夏の風物詩「チャグチャグ馬コ」。
2021年は3つの市と町でイベントが予定されていたが、中止となることが発表された。
毎年6月の第2週に開かれるチャグチャグ馬コ。
2021年は滝沢市から盛岡市までのパレードは実施しないものの、矢巾町を加えた3つの市と町で、代わりのイベントの開催を予定していた。
しかし、行事を主催する保存会の会長でもある盛岡市の谷藤市長は、6月3日、新型コロナウイルスの感染状況を踏まえ、これらのイベントを中止する方針を示した。
保存会 会長 谷藤 盛岡市長
「県内および、市内における新型コロナウイルス感染症の拡大防止の観点から、ミニパレード等の行事を中止する方向を決定した」
谷藤市長は「感染対策を最優先にする」と、判断の理由を述べた。
なお、8月のさんさ踊りについても、6月中に方針が決まる見込み。