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G7サミット「東京五輪」開催への支持は?(2021年6月13日)



東京オリンピック、パラリンピック開催に向けて、菅総理の手ごたえはどうだったのでしょうか?

(テレビ朝日 大石真依子記者)
各国の首脳から支持が得られたことで、政府関係者は今回のサミットの大きな狙いの1つを達成できたと胸をなでおろしています。

その後の個別の会談でもオリンピックは話題となりました。次の夏の大会の開催地であるフランスのマクロン大統領からは「開会式への出席を楽しみにしている」と伝えられ、またカナダのトルドー首相からは選手団の派遣が表明されるなど、明確な支持が得られたことも菅総理にとって大きな追い風となりそうです。

ただ国内には開催に反対する声が少なくありません。総理はまもなく帰国の途に就きますが、具体的にどういった形で「安全な大会」を担保するのか、国民への説明が求められます。

Q.コロナ禍で初めて対面で行われた首脳クラスの国際会議、感染対策はどうだった?
A.取材団、そしてサミットに参加する全ての人に対して毎朝、検査での陰性証明が求められています。徹底した対策がとられています。
こういった大きな会議が開催される際には国際メディアセンターが設置されるんですが、今回は基本的にイギリス国内をベースとするメディアのみ立ち入りが許されています。そのため日本からの同行団も立ち入りが許されておらず、会場から車で1時間ほど離れたホテルに滞在しています。食事も毎朝、弁当が出されるなど、いわゆる「バブル方式」の中での制約の多い取材となっています。
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